きららタイムアニメブログ

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【こみっくがーるず】第1話 感想・考察 女子まんが家寮で可愛い先生たちががんばるお話

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春と言えば始まりの季節ですね。

満開の桜のような頭のかおす先生が主人公、「こみっくがーるず」が春の新アニメとして放送が始まりました。

美少女漫画家たちが1つ屋根の下、がんばるようです。

 

 

ストーリー

アバン ~ Aパート

「アンケート、ビリです」

いきなり辛辣なお知らせ。どうやら眼鏡のお方は担当編集、ピンク髪の小学生みたいな子は漫画家さんのようです。

読者の誠実なお声を頂戴して、ピンクの子もとい、かおす先生はこれでもかと心を抉られます。絵が下手、ストーリーがつまらない、女子高生にリアリティがない――

これには私も笑ってしまいました。かおす先生はなんと女子高生だったのです! なのにリアリティがないって……。

メンタルの弱い先生、泣き出してしまいます。すると、鬼手仏心と言いましょうか、本当は心優しい編集さんが、見かねて助け舟を出します。それは――

 

所変わって、金髪の女の子とカフェ。恋塚さんと言うようです。

女性まんが家さんたちの暮らす寮はどう ←行く! 

即決の天真爛漫な恋塚さん。可愛い。

 

再び、かおす先生。彼女もまんが家寮に誘われたようで、不敵な笑みを浮かべながらその甘美な響きに酔いしれています。と思いきや、固有結界『かおす劇場』で自滅しています。スキル:ネガティブEXの持ち主は伊達ではありません。

 

寮と聞いてマンションやアパートを想像していましたが、まさかの風情ある日本家屋です。ママみのある寮母さんに連れられ、小学生に間違われながらも案内されます。

案内された部屋にはだらだらしている恋塚さん! 可愛い。

恋塚さんの本名は恋塚小夢。かおす先生の本名は萌田薫子。相部屋になったようで、早速仲良くなります。私ならドーナツ貰うよりも小夢ちゃんの頬に付いた食べ残しを

 

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かおす先生は自分がちんちくりんだからスタイル良いキャラが描けず、そもそも他人と会話しないので人間が描けていないと指摘されるそう

小夢ちゃんは恋愛漫画なのに男の子を描くのが苦手、楽しくないとのことで。それは恋愛をしたことがないから。おいおいオタクを狙い撃ちか。

まんが家としてこの先生きのこれるか、未来を案じて泣き出します。

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すると、青髪の勝木翼さんと紫髪の色川琉姫さんが現れます。

どういう精神状態かしらと思われながらも、仲良くなります。

モザイク付きのいやらしい妄想もされます。

同い年にも関わらず先輩に見えるほどのかっこよさです。

 

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そして早速のお風呂シーン! やったぜ。

良いお風呂ですが、キッチンから直で窓が繋がっているえげつない間取りです。

 

Bパート

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胸元はだけてますよ小夢ちゃん! そして先輩の職場を見学させてもらいます。

よくある胸のサイズ確認(手)! しかしパット多めのAでした、がっかり。

色川さんのペンネームは爆乳姫子。もともと望んだ形ではないものの、まんが家という夢を掴み、読者に励まされながらいやらしい漫画をがんばって描いておられるようです。かっこいいです。がんばれ爆乳姫子先生!

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――ところでこれって、

かおす先生と小夢ちゃん ⇔ 姫子先生 の対比になっているんでしょうか。

つまり、自分にないものを漫画にできなくて悩む後輩二人と、それを漫画にして活躍されている先輩。得意不得意、向き不向きこそあれ、苦手を乗り越えて活躍される先輩はかっこいいですね。

 

なんて言いつつ、締め切り間近の翼先輩に皆でアシスタント。寮の良さですね。

暗黒のエネルギー! 漆黒の紋章! (ベタとトーン)

乙女パワーで、なんと一発で解読してしまう小夢ちゃん。幻聴まで聞こえる始末。

言ってないと思います!

 

【悲報】かおす先生、ホウレンソウを知らない

次々とベタ塗りでミスを犯してしまうかおす先生。

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頼もしい翼先輩はどこからともなく黒マントと眼帯を着用し、厨二病全開でミスを手早くフォロー! すごいぞ先輩。紅魔族の爆裂魔法もお願いします。

なお本気出すときは邪魔らしく脱ぎ捨てます。

 

皆のがんばりの甲斐あり、漫画は完成。

翼先輩はイケメンですが、けっこういやらしい身体、いえ、強くて優しくて少年漫画の主人公のようなお方です。

ここでも先程の対比でしょうか、こちらの先輩は自分の素のキャラにぴったり合うような漫画を存分に描いておられるようですね。

 

友達いないし一生こんな先輩みたいになれないよと落ち込むかおす先生。

でも一夜を共に過ごした(修羅場を共に潜り抜けた)四人はもう友達だ、と温かい言葉。よかったね、先生。

 

友達ができてもネームはつまらないので没です……と編集さん。

でも、今度は助けてもらうまで泣いてばかりの先生ではありません。

「言いにくくしてごめんなさい」

泣きながら笑顔で謝罪しています(冒頭画像)。やや不憫です。いやでも成長してますよ!

今回はここまで。続きは来週です。

 

次回予告

次回予告です。昨今は予告カットのアニメが多いので、ささやかにありがたいですね。

学校に行くことになるそうです。転校なのか入学なのかはまだわかりません。

寮生活に学校生活も加わることになり、もっと楽しくなりそうですね。

 

まとめ

とても良い1話でした!

導入というかテンポが早くて見やすいです。それでいて主要人物4人のキャラや関係性がちゃんとわかるように作られていますね。

可愛い、楽しいの2つに加え、いやらしいもセットで付いています。やったぜ。

主人公の成長について起承転結がしっかりと描かれていましたね。だめだめだから寮に行くことに(起)→仲間との出会い(承)→話聞いたりアシスタントしたり(転)→友達出来た&私の戦いはこれからだ(結)。……違いますかね。でも何が言いたいかというと、短い時間の中に完璧な構成が込められていたということです。

今後も期待できますね!

 

一つだけ懸念、とまではいかない気になることがあるとすれば、劇中作の扱いです。

クリエイターをメインに据えたアニメって、主人公たちが何を作っているのかを明確にし、視聴者と共有することが大事だと私は考えています。NEW GAMEで言えば熊のゲーム、SHIROBAKOで言えば三女。

これによって素人たる我々視聴者も、クリエイターたる登場人物とその物語に没入できるのではないかと。私見ですが、劇中作の扱いが曖昧だと本編があまり面白いと思えません。

もちろん例外だってあるので、「どんなタイトルでどんな話の漫画描いてるんだ」と、こみがに強く求めるわけではありません。

が、劇中作の扱いに伴って仕事面の成長とゆるふわな日常をどう配分するか、というのは本編の面白さを大きく左右すると思います。

 

おわりに

以上となります。

第1話とは言え想定以上に長くなりました。次回からはもっとすっきりさせる所存ですが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。

ありがとうございました。

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