きららタイムアニメブログ

きららっぽいアニメはあるが、○○っぽいきららはない。

【こみっくがーるず】主題歌OPED 感想・考察 OPは元気にきららジャンプ! EDはどこかノスタルジック

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大好評放送中のきららアニメ、「こみっくがーるず」。

女子まんが家寮の仲間たちのゆるふわ日常と、かおす先生の成長が見どころです。

そしてアニメにおける重要な要素と言えば主題歌ですよね。

今回はオープニングとエンディングの感想と考察を書いていきます。

安定のきららジャンプもあって、私は大変満足でした!

 

 

オープニング

「Memories」

作詞 - 杉坂天汰 / 作曲 - 杉坂天汰、AWOKI / 編曲 - AWOKI

歌 - こみっくがーるず(赤尾ひかる、本渡楓、大西沙織、高橋李依)

 

タイトルは記憶と訳せます。思い出、とも捉えられますね。

まんが家寮のみんなと過ごす、四季折々の彩り溢れる毎日を駆け抜けるような、明るいオープニングです!

 

『真っ白な未来 君と描いて』

という歌いだしで真っ白な百合の花。何かを期待させます。

『彩る世界 裸足で蹴って』

綺麗な花(わからない)、紅葉、カワセミ。

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電車の窓の向こうを眺めるかおす先生、安らかな表情です。外は雪景色でしょうか? 開始数秒で早くも季節をぐるりと巡っていますね。

そしてタイトルロゴがどん! 4匹の蝶の影があります。ここから注目です。

イントロのリズムに乗って、寮の中から眺める四季の風景。雅です。所々に蝶も飛んでいます。

 

バスから元気に飛び降りる小夢ちゃん。可愛い。

屋上で風に吹かれる翼さん。可愛い。

教室で席に座りアンニュイな琉姫さん。可愛い。

それぞれの風景にも蝶が飛んでいますね。

最後は道路の往来に慌てふためくかおす先生。しかし蝶は見えません。どのような意図でしょうか?

 

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来ましたきららジャンプ!

何それと思った方、きららアニメではこうしてメインキャラたちで空に向かって元気に飛び出すことが恒例なのです。

全ての人を応援するような優しい言葉と共に飛び出すのが素敵ですね。私は膝を畳んでおしとやかに飛ぶ琉姫さんがツボです。

 

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『真っ白な未来 君と描いて 彩る世界 裸足で蹴って 昨日より明日より 今を作り出そう』

サビです。元気が出ますね。

みんなで一緒にどこかに向かって走っています。編集さん、寮母さん、虹野先生とすれ違い、各々言葉を投げかけてくれます。虹野先生が自転車で先を行くということは、4人の行き先は学校でしょうか? でももっと漠然とした、未来を表しているのかもしれません。

一番後ろを走るのはかおす先生。終盤はバテた表情ですが、その変化は編集さんとすれ違ってから。よって体力よりも精神的な影響かと思われます。またボツをもらったのでしょうか。

置いて行かれつつあるかおす先生ですが、最後はなんと鳥の集団に追い立てられてみんなで猛ダッシュ! あれ、蝶は……?

 

『きっと悔いのない青春の一歩 踏み出せるよ 君がくれた』

私が特に好きなシーンです。

季節の巡る表現が一貫している本オープニングの中でも、特に幻想的かつ4人の友情を感じられる四季の風景が描かれています。

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水面に落ちる桜の花びらと、反射して映る4人。スケッチブックを持っていますから、桜のスケッチに来たのでしょうか? でも、それも忘れてただ見とれているようですね。

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美しい花火です。コスプレでかっこよく眺める翼さんと、桜のときと同じポーズで楽しむ小夢ちゃんが印象的です。

よく見るとかおす先生が花火そっちのけで小夢ちゃんにしがみついています。風も強いようですから、もしかしたらこれは寮の屋根の上なのかもしれません。だとすれば仁王立ちの翼さんはかっこよくも危ないですね。さすつば。

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紅葉の森の中です。琉姫さんの膝枕で眠るかおす先生とにゃおすがとても羨ましい。翼さんを見上げる小夢ちゃんは乙女の表情です。

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4人の雪だるまです。安定の爆乳姫子イジリ笑。にゃおすやドーナツが埋まっているツッコミ所ありつつ、4人の個性がよく表れています。口をわなわな動かしている姫子先生が可愛いです。

 

最後は、なんと4匹の蝶の影が集まって1羽のツバメになります。天高く飛んでいきます。

もし蝶がかおす先生たちのメタファーとするなら、4人で力を合わせればどんなことでもできるという表現になるのでしょうか。

そういえばサビでは鳥の集団(キジやカラスなど)が4人を追い立てていましたね。なんだかあの鳥たちが既存の人気漫画家のように思えてきました。

 

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目まぐるしく季節を駆け抜け、集合写真を映してオープニングは終わります。

顔みたいなペン立てとベレー帽みたいな蓋がオシャレです。女の子のフィギュアがあるので、おそらくかおす先生のお部屋でしょう。

これまでのシーンと合わせて、先生の「毎日が楽しい!」という思いが伝わります。

 

エンディング

「涙はみせない」

作詞・作曲・編曲 - mikito

歌 - こみっくがーるず(赤尾ひかる、本渡楓、大西沙織、高橋李依)

 

タイトルはかおす先生の決意なのかもしれませんね。もしくは他のみんなも心の内にそんな思いを抱えているのか。

淡い色合いの絵で、少しノスタルジックな、しっとりとした雰囲気のエンディングです。

 

寮の外に星が降ります。景色全体が綺麗な水色で、とても幻想的です。

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4人の姿が映ります。きんモザ1話のような、上下に黒帯の入った映画風演出です。

まずは琉姫さん。廊下の窓から外を見つめています。長いスカートのネグリジェを着ていますね。

翼さん、小夢ちゃん、かおす先生も映ります。場所は違えどみんな外を見つめています。ちょっとアンニュイです。

 

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『ひとりじゃない』

黒い帯が消えて景色が開けました。抱きつく小夢ちゃん可愛い。

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『つらい風をかきわけて 僕たちは たとえば雨が降っても 歩いて行くんだ』

乳比べとか言ってはいけない。

ネグリジェ姿がみんな可愛いです。でも曲の雰囲気も相まっていやらしさはありません。静かながらも笑顔で前に向かう活力が感じられます。

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『ちょっとだけ大人びた服を着て 明日も笑っていたいんだ』

大人びた服を着る、というのは女の子らしい背伸びの仕方ですよね。

はしゃぐかおす先生と追いかける小夢ちゃん、という珍しい構図がここでは見られます。こんな明日が見てみたいですね。

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『不安だけどね』

自信ばっかりじゃない、人間味のある一言。

でも振り返るかおす先生の笑顔にネガティブな様子はありません。過ぎ去った困難を慈しむかのようです。髪を下ろして大人びた姿が良いですね。

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『涙はみせない』

寄り添って眠る4人。眠り方にもそれぞれの個性があります。

涙はみせないと誓い、眠りにつきます。

恐れるもののないかのような、安らかな寝顔です。

 

おわりに

以上となります。

素晴らしい主題歌を見て聞いて感じるままに書きましたが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。

ありがとうございました。

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