きららタイムアニメブログ

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【こみっくがーるず】第4話 感想・考察 琉姫さん回は神回でした! 全てが報われたサイン会

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寮の頼れるお姉さんである色川琉姫さんは、実はティーンズラブ漫画家さんです。

自分にそんな趣味はないと苦悩しながらも、評価されている手前、プロらしく全力でお仕事をしています。

そんな琉姫さんに試練が訪れました。彼女が自分と向かい合う、第4話です。

 

ストーリー

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侘び寂びある寮の雨夜から始まります。オープニングにも登場する謎の花が左下にありますね。珍しく編集さん始まりではありません。

かおす先生と小夢ちゃんは相部屋です。羨ましきこと小夢ちゃんの山の如し。

先生が夜起きて廊下に出ると、徹夜で作業する琉姫さんの姿を見ます。眼鏡とヘッドホンが似合いますね。ヘッドホンはどこのメーカーでしょうか。

琉姫さんは学校に通いながら連載も手掛けるティーンズラブ漫画家さんです。朝になってかおす先生が改めて彼女を見ると、気だるそうな表情や吐息もどこか色っぽい。きっと朝からいやらしいことを考えて気分を高めているに違いないと聡明な先生は見抜きます。でも、どうやら締め切り前で疲れていただけのようです。

 

オープニング

 

~CM~

 

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今月はページ数が多くカラーのページもあったという琉姫さん、二日連続の徹夜で、だいぶお疲れのようです。授業中もつい舟を漕いでしまいます。

“Can I go to your home tonight?” を訳しなさいと言われた琉姫さんは、「今夜……あなたの家に行ってもいいですか」と髪をかき上げながら吐息混じりに答えます。間違ってはいないのですが、教室をざわつかせます。

次は体育の時間のようで着替えタイム。かおす先生が体操服の内側から三つ編みを出す仕草は全国の髪フェチの方々を唸らせそうです。しかし、さらに破壊力を持つのが琉姫さん。ロングヘア―を結わえてポニーテールにするのですが、髪ゴムを咥える姿、蕩けるような瞳、吐息、眩しいうなじ、と全国の髪フェチもそうでない方々も気持ちを昂らせます。本人にそんな自覚はないようで、どれだけ眠くともサボりはしないと宣言します。

プロたるもの学業と仕事を両立するのだ、と体育のランニングにも必死に取り組む琉姫さん。胸がないことだけが欠点。しかし、足元を誤り、同級生を巻き込む形で倒れてしまいます。大事故、と思いきや、その様は周囲からはどう見ても白昼堂々の百合レ○プ。風紀を乱すな! と先生に叱られます。タンポポの綿毛の散る演出がツボです笑

 

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お昼休み、屋上です。琉姫さんに膝枕してやり頭を撫でる小夢ちゃん、「お昼寝しちゃいなよ」と甘い言葉をかけます。常人ならバブみに当てられて平常心を失うところでしょう。しかし翼さんによると、琉姫さんはお気に入りのぬいぐるみを抱いていないと眠れない、とのこと。可愛すぎか。

ぬいぐるみの代わりに今はかおす先生を使おうという翼さんの名采配が功を奏し、琉姫さんはようやく短い時間ですが眠りにつきます。お疲れです。そして尊いです。

 

寮に帰宅し、琉姫さんは真面目仕事モードです。そこにかおす先生と小夢ちゃんがアシスタントに来てくれます。ありがたい! しかし、自分の描いたえっちなお話を見せるのは恥ずかしくてたまらないと悶え苦しみます。

自宅でえっちな漫画を描くのは家族に隠れて爆弾を製造するようなものだ、と自身の苦しみを明かす琉姫さん。寮に来た理由にはそれが大きいようですね。ちなみにCMで紹介されている妹ちゃんがちらっとだけ映ります。本編でも登場してくれるといいですね。

「えっちだって……からかわない?」 ←すでにいやらしい。

ようやく琉姫さんは心を許してくれます。ですが、かおす先生と小夢ちゃんに与えられたページはキスシーンですら耐性のない2人を卒倒させるのに充分で、あげく配慮されたセリフなしのページは

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アウトでした!

が、気を取り直して作業に戻ります。「えっちなページはなるべくつーちゃんに回すわ」って軽くパワーワードですよね。ところで翼さん曰く、主人公の女の子が小夢ちゃんに似ているとのこと。前回の第3話のようにデッサンモデルをお願いしていたから自然とそうなったようです。ちょっと十冊くらい買わせてほしい。まさか男キャラのイメージは翼さん、というのはさすがに考えすぎですよね。

自分に似たヒロインということで恥ずかしがる小夢ちゃんですが、徐々に琉姫さんの描くラブストーリーの奥深さに気がつきます。なんか分かり合えたようですね。

 

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小夢ちゃんは慣れてきましたが、一方のかおす先生にはまだまだ厳しかったようです。

また、漫画への耐性はともかく、デジタル派のかおす先生にアナログ描きはやはり難しいようです。琉姫さんは優しく声をかけてくれるのですが、なんだか甘やかされている……と自分を卑下せずにいられません。

そんな折、箱に入ったままのパソコンを部屋の片隅に発見します。どうやらデジタルの塗りを勉強するために買ったとのこと。デジタ琉姫さんです。しかし機械音痴の彼女には筐体が椅子に見えてしまう始末。まあスマホやラップトップに慣れている人には筐体の存在って異質なのかもしれません。それにしてもデジタルな座り心地ってなんでしょうか。

珍しくボケボケな琉姫さんのために立ち上がったのはかおす先生でした。ささっと配線を仕上げ、環境設定を行います。文字も手元を見ないで打ちます。プロのパソコニストです。かおす先生にも得意分野があったのですね。良かったです。

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誰だお前!?

いや、パソコニストのかおす先生です。

作画用のソフトもインストールし、琉姫さんに手取り足取りパソコンの使い方を教えてあげます。ちょっぴり得意げです。

しかし無情にも時間は流れ、今夜も徹夜が確定してしまうのでした。

 

~CM~きららファンタジアに遂にこみっくがーるずも参戦決定!

 

『くんずほぐれつランデヴー』という琉姫さんの初コミック、店頭で平積みもされて中々に人気で売れているようです。良かったですね。

しかし琉姫さんはなんだか浮かない表情をしています。目元のクマは徹夜続きの影響だと思われますが、表情の理由はそれだけではありません。どうやら自身の恥であるいやらしい漫画が全国に広がることに複雑な心境を抱いているようです。こればかりは第三者が容易に理解を示せるものでもないでしょう。

そんなこんなで、大好評のコミックをもっと売り出そうと、琉姫さんのサイン会が開催決定してしまうのです。

 

寮に戻り、琉姫さんはみんなに相談します。ところで、場面の転換の際に雨が降る中で蝶が飛んでいるのが見えますね。オープニングの描写も合わせて意味ありげです。

ツインテの似合うかおす先生と小夢ちゃんは琉姫さんにおめでとうと声をかけるのですが、本人は悩んでいます。いやらしい漫画を描いている罪の意識に苛まれ、囚われのエルフのような妄想もしています。加えて問題はペンネームです。爆乳姫子の名で活動する本当はささやかな胸の琉姫さんは、読者の方々をがっかりさせてしまうと心配します。

精神を安定させるためにかおす先生を抱きしめる琉姫さん可愛いですね。空想で赤ん坊のかおす先生を抱きしめているシーンはママみもあります。

追い詰められた末、代役を使おうとも考えます。小夢ちゃんなんてまさに爆乳姫子の名を冠するのに相応しい存在でしょう。……が、性格が合ってないのでダメでした。もっと大人のお姉さんを求め、寮母さんに声をかけます。しかし、優しすぎる寮母さん。琉姫さんのサイン会を心からお祝いしお赤飯を炊いてくださるものの、まさか本人がサイン会を嫌がっているとは思いもよらないようでした。琉姫さんはすごすごと引き下がります。

 

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ここから怒涛の勢いで時間が過ぎ去っていきます。いわゆるダイジェストというやつで、6月から7月までがぎゅっと凝縮して描かれるのです。ちょっと寂しい気もしますが、気になった方は原作を買いましょう。

夏へ移ろう雰囲気が素敵です。前回までは夜の表現が綺麗だな、と思っていたのですが、今回は光の表現にも気合が入っています。

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かおす先生……! がんばれ……!

まんがを描いたり、学校へ行ったり、遊んだり。こみっくがーるず全体を象徴するようなシーンの数々でした。

 

いよいよ7月29日のサイン会が迫ります。

琉姫さんはお気に入りうさちゃんを抱きながら、つい翼さんに愚痴を零さずにいられません。しかし翼さんの反応は鈍い。そういえば、と思い当たるのは、翼さんは女性であることを隠してまんがを描いているため、サイン会をやりたくてもできないということ。少し自己中心的になっていたと琉姫さんは反省します。ところが翼さんの頭にあったのは爆乳姫子の改名案(薄乳秘め子、など)だったので、杞憂でした。

真面目な顔になった翼さんは、不思議だよね、と話します。昔は並ぶ側だったのに、今はサインを書く側になった、と。回想シーンで一緒にいるところを見ると、2人は幼なじみだったんですね。そのときのことを思い出しなよ、と翼さんは言います。

 

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唐突にお風呂! やった! ……とかいう空気の読めないことは言いません。しんみりした音楽の中、琉姫さんは悩んでいます。

ついにサイン会当日ですが、やはり落ち着きません。髪を色々いじってみて、読者さんの期待に応えられる自分を探します。ここ、アニメスタッフさんによる髪の作画に大注目です。絵が上手いのはもちろん、琉姫さんの心情と同期するような形で、活力のない、無秩序な様子が表現されています。

手を差し伸べてくれたのは寮母さんでした。髪を整え、化粧を施します。ここの作画もすごく綺麗です。大人な寮母さんがリードする様子がなんだか扇情的ですらあります。

青空の下で蝶が花に止まっているシーン。これも意図がありそうですね。

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オトナ琉姫さんの完成です。とても似合っています。

元気になった姿を見て安心する寮母さん。寮母さんは琉姫さんのラブストーリーが大好きで、読者の皆さんもきっと同じ気持ちだと言って励まします。この方は女神です。

 

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サイン会が始まりました。

少し緊張の様子もありますが、色々な人たちに支えられた今、そこに思い悩む様子はありません。元気よく挨拶をします。すると集まった読者の方々に大歓声で迎えられるのでした。大人気です。やさしいせかいです。

中には子持ちで年上の読者さんもいて、会いたかったです姫子お姉さまと涙を流すほどに先生とご対面できて嬉しいようでした。そして琉姫さんもとい姫子お姉さまは、

「私も会いたかったわ。可愛い仔ウサギちゃん」

吹っ切れました。姫子お姉さま、ノリノリです。

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「生まれてきて一番嬉しい日だった。漫画、描いてよかった」。サイン会後、そう言って堰を切ったように涙を流す先生。彼女はこれまで辛いときも悲しいときもずっと漫画を描き続けてきたのでした。その漫画というのは家族に教えるのも躊躇われるような内容で、自分が本来描きたかったものではありません。理想と現実のギャップに苛まれ続けてきました。その苦労も後悔も、今日、ようやく報われたのです。読者の方々の笑顔によって。応援してくれる人がいるって素晴らしいですね。幼い頃に翼さんと行ったサイン会のことも思い出しているのかもしれません。

もう自分の描くいやらしい漫画を恥ずかしいと思わない、と言う琉姫さん。だけどやっぱりペンネームの爆乳姫子で呼ばれてしまうのはまだまだ恥ずかしいようでした。そんな風景の左下にも蝶が飛んでいます。

 

エンディング

 

~CM~

 

次回予告です。

まぶしい!連呼の中、なにやら編沢さんがコスプレしているとかおす先生が驚いています。編沢さんって誰だ……? と多くの視聴者の頭にハテナが浮かびますが、何を隠そう、かおす先生を担当する眼鏡の編集さんです。厳しくも優しい編集さんの新たな一面が見られることを期待しましょう。

まとめ

素晴らしい琉姫さん回でした!

琉姫さんの描く漫画と言えばこれまでは主にギャグ要素として扱われていましたが、まさか今回のように感動をもたらすために活きてくるとは思いもしませんでした。かおす先生視点では既に連載を持っている偉大な先輩の琉姫さんも、実は昔から今にかけてずっと悩みを抱えているんですよね。特殊な仕事という環境と、年相応の女の子というベースが複雑に絡み合っているのだと思いますが、それら全てを解析し言語化するのは残念ながら私には困難です。例のぬるぬる動く髪の作画を何百回も見直したいと思います。また、これまでのがんばりが報われた琉姫さんの涙も必見ですね。

前半コメディ、後半感動パートという分け方は全体が引き締まって良いですね。琉姫さんの描く漫画ががっつりエロくてモザイクも入っていたのには笑ってしまいました。そのいやらしさをどうかかおす先生にも伝授してあげてほしいですね。

 

以上となります。

回を増すごとに文字数が増えていますが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。

ありがとうございました。