チマメ隊は中学生。卒業後の進路を考えます。
参考になればと、リゼとシャロの通うお嬢様高校に見学に行くことにしました。
ごきげんよう症候群に罹患してしまうと噂される高貴な高校に、不安を抱くのはマヤ。彼女はチノとメグにも隠したある秘密を抱えていて……。
そんな第3羽「世界のすべては私の経験値」。
ストーリー
アバン ~ Aパート
気持ちのいい朝、ぴっかぴかの朝、ぴっかぴかのお姉ちゃん。
ココアの言葉に触発され、高校のことを想うチノちゃん中学生。
そんな折、チマメ隊は高校の説明会に行くことを決めます。
行先は、ごきげんよう高校こと、リゼとシャロの通うお嬢様校。メグの志望校で、チノとマヤも参考にするために付いて行くことにしました。
ごきげんよう症候群を憂うマヤですが、それだけとは思えぬ複雑な表情。怪しいですね。
一方、ココアと千夜は、可愛いクラスメイトたちと一緒に、文化祭の出し物を話し合っていました。二人の主導により、喫茶店に決定。
よろしい、ならば戦争だ。文化祭はお姉ちゃんに任せなさい。
チノたちに楽しんでもらえるような文化祭をココアは目指します。
今日一日あった、文化祭や高校見学のことを話すココアとチノ。
もしもリゼの高校を気に入ってしまったら……とココアはジェラシーに苛まれます。
からかうチノの不敵な笑み。可愛い。
来たる高校見学の日。
ラスボスの城みたいなごきげんよう高校に、チマメ隊は勇気をもって踏み出します。
まずはOBの威厳あるスピーチ。出版社で働くというどこかで見たことある方は、出会いが大切だと熱弁します。
出会いが人生を変えることもある――ココアとの出会いをチノは振り返ります。親の顔より見た1期1羽ですね。エモい。
締めくくりは、賞金首・青山ブルーマウンテンさんの指名手配。彼女の担当編集・真手凛さんによる素敵なスピーチでした。
堅苦しい雰囲気にどうも慣れないマヤ。
試しにごきげんようやってみてよというリクエストに応えるも不評だったYO……。
マヤ・チノ組とメグは、それぞれ迷子になって(?)はぐれてしまいます。
マヤ・チノ組はシャロに、メグはリゼに遭遇します。
Bパート
部外者の不法侵入だと勘違いしたシャロお姉ちゃん、チノとメグにごきげんよう制服を貸し与えます。素晴らしい。
ごきげんようをレッスンしつつ、メグを捜索。すると気づけばお茶会に参加したり、社交ダンス部に体験入部したり、高校生活を楽しむことになります。
飛び込まなきゃわからない世界がある、とマヤは良いことを言います。
リゼお姉ちゃんの方も、同じくメグに制服を貸し、自身は青ブルマになります。可愛い。
そうして校内を歩いていたところで、シャロたちとごきげんようエンカウント。合流できてよかったですね。
不法侵入の誤解も解けたところで、今日の高校見学のことを振り返ります。
実はこの高校の特待生試験の話が来ていたというマヤ、受けてみてもいいかなと考えなおしたそうです。色々体験して、苦手意識がなくなったとか。
友達に隠し事をしていたり、意外と繊細でさみしがりやだったり……秘めていた可愛いポイントを掘り起こされて、マヤは照れます。照れてリゼ先輩のふかふかに埋もれます。うらやましい。
なんと文化祭の用事があったというココアと千夜まで、お嬢様高校の制服を着て登場します。一同、みんなでお嬢様。
吹き矢部の部長さんまで現れて、友達の輪が広がります。
この高校に一緒に通えれば楽しいかも、とチマメ隊は未来を想います。
というところで、今回はここまで。
次回、第4羽「あったかもしれない日常」。
まとめ
進路のことで思い悩みながらも、最後は大好きな友達と一緒に答えを見つける、青春とエモの光る回でした!
ごちうさって永遠のサザエさん時空ではなかったんだ、という衝撃の事実も窺い知れましたね。
ずっと一緒がいいねとEDで言っていますし、チマメ隊にはいつまでもなかよしのズッ友でいてほしいなと思います。チノまでお嬢様高校に行くと、ココアが嘆きそうですが笑
マヤの意外と奥ゆかしい一面がわかって、可愛さにさらに磨きがかかりました。自然体もいいけれど、真面目にお淑やかに徹する姿も見てみたいな、とまだ見ぬ姿に期待が膨らみます。
リゼとマヤの先輩後輩カップリングも素敵だと思います。マヤがリゼにぴったりくっついて、シャロの嫉妬を買うみたいな展開、どうでしょうか? 妄想が膨らみます。
ツッコミクラスメイト
ごちうさ世界にはツッコミらしいツッコミがいなくてみんなでボケ倒すみたいなところがあったんですけれど、ココアと千夜のクラスメイトのみなさんは見事なツッコミスキルをお持ちのようでした。
そして可愛い(重要)。
貴重な人材である彼女たちは、文化祭でココアと千夜の手綱を上手く握れるのか。
別の側面でもハラハラさせられます。
多彩な服装コレクション
ごちうさの魅力はキャラクターの服装の多彩さにもあると思います。
過去にもあった、お互いの制服や仕事服を交換する機会は最高で、今回はお嬢様高校の制服をみんなで着ていました。
リゼだけ青ブルマだったのが、単体では嬉しいものの、みんなと揃わずやや惜しい展開でした。
今度また是非挑戦、あるいはココアの高校の制服をみんなで着るなど、これからも素敵に世界を彩っていただきたいです。
今回のお気に入りシーン
お嬢様高校が見かけだけでなくて本当に気品も民度も高いとわかるのが、このシーン。
もやし論争を繰り広げるシャロとリゼを前にして、もやしを知らぬお嬢様たちが、とりあえずでシャロさん派とマヤさん派につきます。
よくわからない話でものんびり優雅に耳を傾けてくれるお嬢様たちに涙が止まらない。
おわりに
以上となります。
長くなりましたが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。
ありがとうございました。