きららタイムアニメブログ

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【まちカドまぞく】第10話 感想・考察 ご先祖、大地に立つ! 妹の幻想を守りたいシャミ子と、シャミ子に篭絡された桃さんPと

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

まちカドで一番ヤバい人と名高い小倉さん、シャミ桃を黒魔術研究部に招き入れます。彼女の魔の手はリリス様に及びます。

シャミ子とお姉大好き良子ちゃんは桃さん宅を訪問します。妹の幻想をぶち壊したくないシャミ子、どうする?

そんな第10話「ご先祖は進化する!! メガネが映す暗黒部屋」。

 

 

ストーリー

アバン ~ Aパート

アバンパートでは短編ギャグ的エピソード集。

桃さんお手製・どろり濃厚なプロテインが美味しそうです。

 

Aパート冒頭、シャミ子と桃さんの前に現れたのは小倉さんでした。

彼女は悪魔や魔術に興味津々の変わり者。奇行が多いが成績トップのため先生たちには黙認されているそう。

以前(第5話)、シャミ子に変な薬を飲ませて危機管理フォームを身につけさせた実績のある人ですが、今回は果たして。

 

小倉さんに案内され、シャミ桃は黒魔術研究部の部室を訪れます。

シャミ子を実験台にして弄り回したい小倉さん VS シャミ子を守るP(プロデューサー)の桃さん。

結果、リリス様の宿る始祖像を魔改造するという妥協案に落ち着きました。

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

ご先祖、無茶しやがって……。

 

小倉さんの解析によると、像の役割は、リリス様の封印世界とこの現実世界を繋ぐルーター。「なら新しい依り代を与えて動かしてみよう!」と方針を固めます。そんなことができるのか!?

用意されたのはホムンクルスの素材粘土。赤く脈打っています。あと馬糞臭い。

いつもどんな実験してるの……という点はスルー。シャミ子が魔力を込めて手足をつければ動き出すはず、と小倉さんは語ります。

数分後、そこには長い手足でかさかさ動く始祖像の姿がありました。実験成功……?

 

一方、桃さんも話を聞いてこっそりと人形を作っていました。シャミ子をモデルにしたという可愛らしい女の子の姿です。始祖像を近づけてみると、

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

華麗に舞います! これぞ実験成功です!

ちなみに、この人形、桃さんからのコントロールが可能。リリス様の邪な考えとは裏腹に、桃さんの命令で身体はリズムを刻んでしまいます。悔しい! でも踊っちゃう!

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

「これで勝ったと思うなよー!」

 

Bパート

吉田家では、第5話で桃さんから借りたPCの調子が悪いようです。そこでシャミ子と良子ちゃん、姉妹揃って桃さんに相談に向かいます。シャミ子はビビるあまり尻尾がバイブレーションを起こします。

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

 

まるで城塞のような桃さん宅ですが、家主は昼食にポテチをかじっていました。見かねた妻ことシャミ子はうどんを作ってあげます。

その最中、シャミ子は桃さんに、魔法少女であることを良子ちゃんに内緒にしてほしいとお願いをします。尊敬する姉が宿敵に弱みを握られていたり手作りご飯を振る舞ってあげたりしているわけにはいかないのです。

「いいよ。でも私は、大切な人にずっと隠し事をされている方がきついと思う」

桃さんの言葉に気づかされたシャミ子。あとネコのメタ子が発光して喋り出したので、誤魔化せる状態ではなくなりました。

 

事情を話しますが、なんと良子ちゃんは桃さんが只者ではないことに前から感づいていたそうです。なんて聡い子なのでしょう。が……

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会


「やっぱり桃さんは、お姉の軍勢の魔法少女だったんだ!」

子供にはとても言えない手段で桃さんを調略して篭絡したのだ、と勘違いを始めてしまいます。当たらずも遠からずではありますが。

さすおね!な勘違いは止まりません。そのキラキラした様子に、桃さんは訂正するのを断念します。無事、配下となりました。

「寝込みを襲われたり……」

嘘は言っていません。やったぜ。

 

ようやく落ち着いたところに、ミカンさんが帰ってきます。話がこじれる前に、桃さんが調教を始めます。

「そこにアイスはやめて! 呪い出ちゃうからっ! よくわからないけど配下になるっ! 配下になりますぅぅぅ!」

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

無事、配下となりました。

 

「良ちゃんの解釈はそんなに間違っていないと思う」

顔を赤らめながら言う、その胸中やいかに。

でも配下扱いであることはどうにも呑み込み難いようでした。

 

PCの不調の原因は熱暴走でした。冷やしたり休ませたりしつつ使いましょう。

また借りを作ってしまったとぼやくシャミ子に、桃さんは配下扱いを逆手にとって「またご飯作って」と要求します。尊い。

 

良子ちゃんの幻想を守りたい、あるいは本物にしたいシャミ子は、桃さんと対等になるため、まずは桃さんのことを知ろうと方針を決めます。

が、いつの間にか撮られていた危機管理フォーム時の写真が良子ちゃんの手元にあって、恥ずかしい姿がバレると共に出鼻を挫かれてしまいます。

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

「おのれ魔法少女! 戦じゃー!」

 

言い値で買います。

というところで、今回はここまで。

 

次回予告

シャミ子が桃さんの秘密を暴くためにいよいよ本気を!?

そして今明かされる、母が隠してきた真実。

次回、第11話「夢ドリーム再び!! 桃色防衛線を突破せよ」。

 

まとめ

良子ちゃんを挟んでシャミ桃がますます尊いお話でした!

桃さん、リリス様の依り代の人形を「シャミ子をモデルに作った」って……。どんだけシャミ子推しなんですか!笑 小倉さんにぐいぐい迫られるシャミ子を守るところの王子様感も最高でしたね。

 

今回は第6話を背景に、桃さんからシャミ子へ向かう想いのベクトルが窺えます。

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「シャミ子、この前、自分のダメなところが人にバレるのを恐れていたら前に進めない、って言ってなかったっけ」

良子ちゃんに見栄を張るシャミ子への言葉。料理の失敗がバレたときに言われたことをずっと覚えていたんですね。舞台は同じ桃さん宅でも、シャミ子→桃、桃→シャミ子、という風に助言のお返しになっているのがまた尊い。

「良ちゃんの解釈はそんなに間違っていないと思う」

篭絡されて配下になったという勘違いに対して。確かに体調を崩した日以降、シャミ子に寝込みを襲われたり美味しい手料理で胃袋を掴まれたり身の回りの世話をされたり、桃さんは篭絡されまくり。いいぞもっとやれ。

 

リリス様はついに現実世界の大地に立ちました!

人形とは言え、本心が尻尾の動きでバレてしまうところ、シャミ子と同じですね笑

活動範囲が拡大したことで、今後活躍できるのか(ゴミ扱いされなくなるか)、期待が持てます。たぶん。

 

本日の桃さん情報は、なんとシャミ子から「私の知っている桃について」でタレコミがありました!

  • めん類が好み
  • ソースよりしょう油
  • 字がキレイ

もっと知りたいな桃さんのこと。

ついでに、吉田姉妹が桃さん宅に訪問したとき、

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

ひとりの名前が明らかに消されている表札

今はいないお姉さんというのを表しているのかもしれません。

 

次回は桃さんの秘密も明かされるらしき予告です。

怖い気もしますが座して待ちましょう。

 

今回のお気に入りシーン

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

小倉さんの怪しい実験から身を挺してシャミ子を守る桃さん。

シャミ子は守られてメスの顔になっています。

篭絡されているのはどっちだ! もっとお願いします!

 

おわりに

以上となります。

長くなりましたが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。

ありがとうございました。