きららタイムアニメブログ

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【まちカドまぞく】第7話 感想・考察 シャミ子がツンデレで通い妻に! 彼女の強さが、だいふくこわい桃さんを前に進ませる

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

街を守るという重大な使命を任されたシャミ子。鉄板焼きパーティーと桃さんへのお宅訪問で充実ライフを送りつつ、スパルタ修行が待ち構えています。

桃さんには苦手なものがありました。それと向き合う勇気を、シャミ子に与えられます。

そんな第7話「桃色メソッド!! 丸いタイヤは運命の輪!!」。

 

 

ストーリー

アバン ~ Aパート

 

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

前回に引き続き、まだ桃さんは体調が良くない様子。これも可愛い。

ツンデレなシャミ子が心配しますが、吉田家では事件が! なんと桃さんの血を代償に、「月4万円生活の呪い」が緩和されたのです! これにより、母・清子さんの落とした財布とお金が返ってきました。 

 

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

良いことあった吉田家では、団欒の鉄板焼きパーティーが始まりました。

実は呪いは弱まったものの、あまり調子に乗ると「運命レベルでがっかり微調整」が起こるという噂。それを裏付けるように、冷蔵庫が壊れてしまいました泣

 

敵情視察という名目で、シャミ子は桃さん宅に伺います。通い妻かな?

冷蔵庫の故障で保存できなくなった素材を料理して、桃さんにおすそわけします。その一部は、シャミ子の手作りです。

「ありがとう。普段こういうの食べないから、本当に嬉しい」

嬉しそうな桃さん。顔が赤いのは、きっと風邪だけではないはず。

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

「なんかもう思いつかない! お大事に!」

走り出すシャミ子。#ツンデレ #雨 #青春 と、ハッシュタグが付きそうです。はやく付き合え。

 

Bパート

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

週明けで体調の良くなった桃さん、シャミ子の修行を始めます。シャミ子を縄で縛ります(嘘は言っていない)。

「筋肉をつけよう」

お願いマッスル。課題は巨大タイヤを引っ張ること。まあ、無理です。

 

いちゃいちゃする二人のところに、杏里ちゃんも登場。

シャミ子をよく知る杏里ちゃんに桃さんが嫉妬するなんてことになれば逆に萌えるのですが、ここはアドバイスをオール受け入れます。仲の良い今カノと元カノ的な。

ひとまず、筋トレはおあずけになりました。

 

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

私だけじゃなく桃も魔力が戻るよう頑張るべき。私たちは一蓮托生――と宣言するシャミ子。尊い!

だから「桃の怖いものを教えなさい!」となるのですが、返って来た答えは「薄皮いちご大福が怖い」。素直なシャミ子は、まんじゅう怖い作戦に見事に騙されます。クククのク。

 

店へのダッシュで、本日のトレーニングをシャミ子に課すことに成功。

シャミ子は文句を言いつつも、美味しい大福を堪能します。一方桃さんは、

「昔を思い出すから、何年も食べてなかった」

「ここのお菓子は姉が好きだった(血の繋がっていない姉がいた)」

「シャミ子が頑張ってくれたから、私も苦手なもの、昔の自分と向き合ってみるよ」

そうして夕暮れのベンチで二人並んで大福を食べます。シャミ子のテレ顔が良いですね。

 

日曜日の朝(にちあさ)。

杏里ちゃんと杏里母のご要望を受けて、シャミ子はたまさくらちゃん(多魔のゆるキャラ)の中の人になるアルバイトをします。

中毒性の高い飴を配って洗脳する、などの濃い設定があるのはさておき。

慣れないゆるキャラに苦心するシャミ子に、救いの手が現れました。相手は、可愛くて胸が大きく、そしてフリフリな衣装。

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

まさか魔族を狩りに来た危険人物か!?

というところで、今回はここまで。

 

次回予告

彼女は桃さんが呼んだ新たな魔法少女で、おそらく信用できる人。

という軽いネタバレっぽくもありますが、詳しいご紹介は次回のお話で。

次回、第8話「呪われた果実!! すっぱいミカンにご用心!!」。

 

まとめ

やはり桃シャミは良いぞと感じさせてくれる素敵な回でした!

少し前からそうですが、シャミ子の前向きで純粋なところに感化されていく桃さん、という構図が堪らないですね。シャミ子の方も、強くて優しいはずが放っておけない弱さのある桃さんに惹かれていく様子があります。それ故の、ツンデレ通い妻! 尊い……。

 

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

シャミ桃と言えば、注目したいのは二度のまんじゅう怖い作戦です。

一度目では薄皮いちご大福でした。シャミ子は完全に騙されてしまいました。桃さんもそういう意図だったものの、100%が嘘ではありません。

桃さんが苦手としていたのは、昔の自分を思い出すこと。それと向き合うきっかけを与えてくれたのも、実際に向き合わせてくれた(大福を買って来た)のも、シャミ子のおかげでした。一蓮托生、なんですね。

二度目では、一緒に飲む冷たいお茶でした。シャミ子は手早く自販機から買って来ますが、実はここ、シャミ子は騙されていないと考えられます。

桃さんが自分の希望を素直に言わない人だと知っているからこそ、シャミ子はあえて「今度こそ怖いものを教えろ」という捻ったやり方で問い質したのではないでしょうか。一度目とは違い、わかっているから聞いて、わかっているから買って来る。相互理解が深まっているのを感じさせます。

 

さて、今回の桃さんの情報ですが、

  • 光の一族と契約した時点で、ほぼ肉体を再構成して高密度のエーテル体のような存在になっている。
  • 魔力で干渉することで重いものでも持ち上げられる。
  • 血の繋がっていない姉がいた。
  • 苦手なことは、昔の自分を思い出すこと。

……肉体を再構成って、実は人間やめてました的な重い設定ってことはないですよね? シャミ子に譲渡して魔力が減ったという桃さんですが、もしも魔力がゼロになったらどうなってしまうのかと、背筋がゾッとしてしまいました。やだなあ怖いなあ……。

契約という話が出てきて、桃さんが魔法少女になったきっかけにも気になります。シャミ子のように先祖の血が覚醒して、のパターンとは違うニュアンスに聞こえますよね。実は普通の家の生まれだったのが、叶えたい願いがあって魔法少女の契約を交わした、とか?

そして最も気になる、血の繋がっていない姉。その人も魔法少女だったのか? 今いなくなったのには、何があったのか? 街を守るという桃さんの意志は、もしかしたら姉の遺志を継いでいるという可能性もあるのではないでしょうか。

 

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

魔法少女サイドの設定が徐々に明かされてきたところで、意外にまだわからないところの多い魔族サイド。

Aパートでリリス様が何か言おうとしますが、清子さんが露骨に口封じをしました。この色っぽい割烹着ママにも裏がありそうです。

魔法少女と仲良くなりつつ封印を解こうとするシャミ子の姿は、以前叫んだ通りの「みんななかよく!」を体現していますね。シャミ子と桃さんだけを見ていると、いまいち両サイドが敵対している風には見えないのですが、まだまだ未知の障害が現れるのか?

 

今回のお気に入りシーン

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

魔法少女の技が見たくてテンション高めのシャミ子と、恥ずかしげな桃さん。

シャミ子は魔法少女モノが好きなんですか笑

この状況は、まぞくと魔法少女が手を取り合う「みんななかよく」そのものですね。

 

おわりに

以上となります。

長くなりましたが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。

ありがとうございました。