きららタイムアニメブログ

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【恋する小惑星】第10話 感想・考察 新入部員を仲間に、新生・地学部! きら星チャレンジに行けるのは……?

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さて、今週の恋する小惑星は?

  • 期待の新入部員はレジェンド妹と意識高い系少女!
  • 新歓BBQ! 地学部を照らす祝福の虹!
  • 始まるきら星チャレンジ! ひとりでも進む道

今週もまた見てくださいね。キラキラな日常が続きます。

 

そんな第10話「雨ときどき占い」。

 

ストーリー

アバン ~ Aパート

新学期早々、無許可で勧誘活動をして目立つ地学部と、髪を切ったすずちゃん

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

なん……だと……。可愛いけど物凄い衝撃を覚えます。可愛いけど!

今まではみさ姉に憧れて伸ばしていた長い髪。しかし、自分らしさを大切にせよというみさ姉のアドバイスを受けて、ショートにバージョンアップしたそう。

前回の告白の結果は失恋……? でもすっきりと元気そうです。

 

 

放課後、なんと早速、地学部に入部希望者がやって来ました。二人も!

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

桜井千景ちゃんは、あのレジェンドである桜先輩の妹さん。ダウナー風だけど人当たりの良い性格、どことなくまぞくっぽい声です。

お姉さんと同じく地質系で、特にパワーストーンや占いが好きとのこと。あと、イノ先輩の可愛らしさにも興味アリアリ。

七海悠ちゃんは、去年の文化祭の地学部展示について、手が込んでいたものの問題意識が足りなかったとダメ出しします。

関心のある分野は、気象。人の役に立つ義務感を持って部活に取り組みたいと話します。

 

今までにないタイプの入部に、イノ先輩は悩みます。

みらは去年の活動を思い出し、新入部員に石や星の楽しさを伝えるための新歓BBQを提案します。

 

新歓当日。天気は……

しかしBBQ奉行こと遠藤先生の機転により、河原から屋根付き会場に変更!

これでイベント続行できますね!

ついでにてるてる坊主を作って晴れを願います。

「姉から聞いてた通りのゆるさです」

 

Bパート

桜井千景ちゃんはチカちゃんに、七海悠ちゃんはナナちゃんにあだ名が決まりました。

みんなをモチーフにしたてるてる坊主が可愛かったり、飯テロBBQを食べたりして、つつがなく新歓は進行します。

 

気象学を語るナナちゃんは楽しそうではありません。

彼女が気象学を志すきっかけになったのは、三年前の洪水災害。親戚が被害を受けたのを見て、人の役に立つ義務感が芽生えたそう。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

するとチカちゃんが、ブルーレースアゲートという石を手渡します。和名は空色縞瑪瑙。気持ちを落ち着かせ、心身を穏やかにする効果があると言います。

直接的に人の役に立つ地学は気象だけという論調のナナちゃんに対して、天文や地質もだよ、と声が上がります(イノ先輩は失敗してしまいました泣)。

 

そのとき、雨が止み、まるでブルーレースアゲートのような青空が広がりました。

空には虹がかかっていて、ナナちゃん曰く、それは環水平アーク

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

珍しい現象に、ナナちゃんの瞳が輝きます。

少しはしゃいでしまって恥ずかしそうにするナナちゃんに、遠藤先生が言います。

「面白いって思う七海の、自分の気持ちも、少しだけ大切にしてほしいな」

眉間の皺のとれたナナちゃんを見て、チカちゃんも嬉しそうです。

 

すずちゃんお手製バウムクーヘンも頂いて、みんなで幸せ。

マシュマロを焼くのに失敗するナナちゃんのお茶目さも現れます。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

そして環水平アークを背景に素敵な写真。

 

夜は、学校の屋上で天体観測を行います。

上手にコリメート撮影できたことを褒められて、ナナちゃんは顔を赤くします。堕ちたな……。

 

そんな中、話題はみらとあおが応募するきら星チャレンジの話に。

応募には小論文の提出が必要とのこと。みらとあおは夜な夜な二人で推敲し合っているそう。なんだかいやらしまぞくの響き。

ナナちゃんに不良だと疑われたところで、同居のことを話します。

家族(特に姉)と離れて暮らす辛さを想像し、チカちゃんは涙します。可愛い。

 

 

日々は過ぎて、夏。みらの元にきら星チャレンジ通過の通知メールが! めでたい!

あおは――落ちていました。

……。

がっかりムードが漂う中、そこに響くのは、なんと桜先輩とモンロー先輩の声!

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

チカちゃんの電話越しに、レジェンドたちが仰います。

折角のチャンスにうだうだしない、みらが一人で行って得た知識を二人で共有できる、と発破をかけて下さいます。さすレジェ。

おめでとうと言いそびれる桜先輩はやはりツンデレ。

 

実はジオマンシー占いによって事態を予見していたチカちゃん。

「古い価値観を捨て、直感を信じて進め」、と言葉を授けます。

それでも一緒に行きたかったと嘆くみら。

そんな彼女を最後に支えるのは、あお。

「私たち、前に進まなきゃ」

たくましくなった嫁の姿に、みらは惚れ惚れとします。

 

 

きら星チャレンジの日。遠藤先生の引率で、みらは沖縄の石垣島に立ちます。

すると――

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

「き……来ちゃった!」

振り返るとあおの姿がありました。

どういうこと!?

 

 

というところで、今回はここまで。

 

次回、第11話「きら星チャレンジ!」。

 

まとめ

先輩風を吹かせるみらとあおの成長に感嘆し、きら星チャレンジに際して改めて二人のを見られたお話でした!

個性ある後輩たちの価値観に触れつつ、天文の楽しさを伝えるために優しく導いていましたね。そこには遠藤先生のアシストもあってGJ先生でした。

きら星チャレンジに参加できるのはみらだけですが、なんと付いてきちゃった嫁のあお。その行動力の高さは、みらに限らずたくさんの人たちと接してきたおかげでしょう。

次回どうなるのか(追い返されたりしないか)、とても気になります。

 

きら星チャレンジ、みらの背中を押すあお

二人できら星チャレンジに行きたかったと泣くみらを、あおは送り出します。

先輩たちにアドバイスを受けたことも大きかったでしょうが、やはりパートナーに貴重な経験を得てほしいという想いが、あおの中にあったのだと思います。

きっと逆の立場だとしても、同じくあおは行くのを躊躇し、みらが励ましていただろうと思います。そして、みらがこっそりと石垣島に付いて来ていたのでは。

自分だけ残るという選択をすることは辛いですが、相手を信じて送り出せるを、深々と感じさせられました。

 

でもまあ最後は「来ちゃった」んですけどね!

 

楽しい学問、人を助ける学問

ナナちゃんには、人を助けるために学習しなければならないという強い義務感、強迫観念があるように見えました。

学問の意義というと難しい話になってしまいますが、必ずしも直接的な利益にならなくたって、「面白い」と感じられることもまた価値の一つなのです。ということを、遠藤先生が教えてくれました。

それでも、研究により得られた知識を社会に還元することももちろん大事なことで、ナナちゃんの到来はみらたちに新しい価値観をもたらしてくれました。

 

チカっとチカ千景ちゃん

ダウナーな不思議ちゃんかと思いきや、落ち着いていて周りをよく見ている、とても良い子な有能人材でした。さすが桜先輩の妹さんです。

野外でBBQというのにも関わらず、ひらひらの私服を着ていて可愛らしかったです。

それにしても、地学部のことを姉から色々聞きすぎです笑 実は地学部大好きで妹にたくさんお話していた桜先輩の姿を想像できて、萌えます

 

チカちゃんと結婚して桜先輩をお姉ちゃんにするか、桜先輩と結婚してチカちゃんを妹にするか――とても重大な命題だと思います。

 

地学トリビア

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部
  • ブルーレースアゲート。和名は空色縞瑪瑙。気持ちを落ち着かせ、心身を穏やかにする効果がある
  • 環水平アーク。六角形の氷の粒に光が屈折して虹に見える現象。
  • コリメート撮影。望遠鏡の接眼レンズにカメラのレンズを付けて撮影する手法。
  • ジオマンシー(土占い)。土や石や砂を手に握り、それを地面に投じてできたパターンを解釈して行う占い。

 

今回のお気に入りシーン

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

笑顔で身を寄せるチカちゃんのお可愛いこと。

 

おわりに

以上となります。

長くなりましたが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。

ありがとうございました。