きららタイムアニメブログ

きららっぽいアニメはあるが、○○っぽいきららはない。

【球詠】第7話 感想・考察 雨上がり エモく語らう グラウンド 逸る気持ちの 新ユニフォーム

スポンサーリンク

いよいよ始まろうとする夏の大会。まずは対戦相手の決まる抽選会に赴きます。クジ運の悪そうなキャプテン・怜さんの引き当てた結果とは……?

雨上がりの夜のグラウンドで、詠深・珠姫・芳乃・息吹の4人は、キャッチボールをします。ボールを投げ合いながら振り返るのは、過ぎ去りし過去の思い出、そして、希望の未来。

そんな第7話「雨上がりの夜空に」。

 

 

ストーリー

アバン ~ Aパート

キャプテンの怜さん、芳乃、藤井先生は、夏の大会の試合が決まる抽選会に行きます。

f:id:sugarla:20200517221938j:plain

©マウンテンプクイチ・芳文社/新越谷高校女子野球部

名だたる強豪校の選手たちを見て、芳乃は分析欲が高まります。スタンド攻撃を受けた選手たちに戦慄が走ります。

 

怜さんが抽選を引きに壇上に上がります。しかし新越谷と言えば過去の不祥事が他校にも伝わっているらしく、会場が陰口でざわつきます。

それを一掃してくれたのが、4話で対決した柳大川越の自称エース兼キャプテンの大野さん。高飛車な雰囲気とは裏腹に、新越谷の実力を認めて擁護してくれる良い人でした。

www.kirara-time-anime.work

 

 

さて、いかにもクジ運の悪そうな怜さんですが、やはり悪い引きをした様子。

一回戦の相手は無名校なものの、二回戦に当たりそうな相手に一昨年の優勝校・梁幽館がありました。希だけがわくわくします。

梁幽館には、珠姫が去年までバッテリーを組んでいた吉川和美さんがいるとのこと。詠深の魔球に似た鋭いスライダーを投げます。

f:id:sugarla:20200517221943j:plain

©マウンテンプクイチ・芳文社/新越谷高校女子野球部

珠姫は嫁の詠深の方がすごいと豪語しますが。嫁は凹みます。

 

詠深&珠姫 vs 希のバッティング練習です。

詠深は、吉川さんの話をしていた珠姫のことを思い、強いチームに戻りたくなったのでは、と考えます。しかし、暗い気持ちに落ち込みはしません。

(後悔させない投球をすればいいんだ!)

全力で投げた魔球はストライク。希に勝利します。

 

芳乃と息吹は、一回戦の相手である影森高校の偵察に向かいます。

影森は、最高成績は三回戦止まりながら、強豪校相手にもロースコア展開をするなど善戦を見せているそう。

エースの中山さんは、アンダースローで投球します。

f:id:sugarla:20200517221918j:plain

©マウンテンプクイチ・芳文社/新越谷高校女子野球部

遠くから偵察していたはずの芳乃と息吹に、中山さんがドス黒い視線を向けます。

ホラーかな?

 

Bパート

雨の日でも休まず練習です。

メンタル面でも芳乃のサポートが入って、気合が高まります。

そして、公式戦のユニフォームが出来上がりました。背番号1番から9番までの選手たちに配られたところで、10番、芳乃。

f:id:sugarla:20200517221923j:plain

©マウンテンプクイチ・芳文社/新越谷高校女子野球部

我らが参謀の芳乃にも、仲間の証のユニフォームが配られます。嬉しそうで何より。

 

練習終わりの夜空は、雨が止んでいました。

雨上がりのグラウンド。

早速ユニフォームに着替える芳乃に触発されて、詠深も着替えます。そして2人でキャッチボールを始め、珠姫と息吹がそれを見守ります。

――楽しく過ごせるのなら、始めはキャッチボール部でもいいと考えていた。

4人は、入学した頃のこと(1話)を振り返ります。あったかもしれない、ゆるい日常を想像します。

www.kirara-time-anime.work

でも、今ではチームのことがすごく大好きになって、本気で勝ちに行きたいと語ります。

 

f:id:sugarla:20200517221928j:plain

©マウンテンプクイチ・芳文社/新越谷高校女子野球部

芳乃が新越谷への進学を選んだ理由は、幼い頃からの新越谷野球部への憧れにありました。

家が近くにあり、当時の部員の方たちによく遊んでもらっていたそうです。試合の観戦にも行っていたとか。

f:id:sugarla:20200517221933j:plain

©マウンテンプクイチ・芳文社/新越谷高校女子野球部

「好きなチームには勝ってほしいし、好きな選手には最高の結果を出してほしい。そのために私は、貢献したいんだ」

「だから、最後の夏までサポートさせてね」

可愛い天使です

今度は珠姫と息吹も加わって、4人でキャッチボールをやります。

埼玉野球界へ巻き起こす旋風を想像します。

 

さて、家に帰って部屋でこっそりユニフォームに着替える息吹に、芳乃が突如として押しかけます。

そして、影森戦では息吹にも投げてもらう、との言葉

Cパートの珠姫は部屋着の腋が良い。

 

 

というところで、今回はここまで。

次回、第8話「ゼロから」。

 

まとめ

雨上がりのキャッチボールと語らいがとてもエモかったですね!

いよいよ大会が始まるという中で、始まりの4人(かっこいい)一緒にこれまでを振り返る素敵な時間でした。

一回戦は未知の敵、二回戦は優勝経験校という前途多難な予感がしますが、仕上がった新越谷ならきっと強く食らいついていくと信じています。

そして何よりも、終わった後に楽しかったと思える試合になるといいですね。

 

様々な世界線

色んなif、あったかもしれない未来が想像された回でもありました。

  • 梁幽館で強力バッテリーを組む珠姫
  • ゆるく遊ぶキャッチボール部

それらの世界線が良いものか悪いものかを判別する術はありません。

見えるものは今だけ。

今を楽しむ、後悔なんてしないとばかりに、詠深はボールを投げました。それは渾身の魔球であったり、心を繋ぐパスであったり。

青春ですね!

 

今回のお気に入りシーン

f:id:sugarla:20200517221910j:plain

©マウンテンプクイチ・芳文社/新越谷高校女子野球部

「公式戦のユニフォームを配布するぞ!」

今回の怜さんは、いかにもクジ運が悪そうな弱々しい表情や、ユニフォームでテンションの上がるこんな朗らかな笑顔も見られました。可愛い。

 

おわりに

以上となります。

長くなりましたが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。

ありがとうございました。