連敗街道を進む新越谷野球部。
責任を感じる希の想いを汲み、芳乃はあえて彼女を4番に起用します。
詠深も新しい変化球を覚えて挑みます。しかしバッテリーの珠姫から言い渡されたのは、今日の試合では魔球を封印、とのこと。
そうして始まる練習試合ですが、今度こそ勝利を掴めるのか?
そんな第6話「希望を胸に…」。
ストーリー
アバン ~ Aパート
希を4番バッターに据えて初めての練習試合です。
立ち上がりが遅い相手ピッチャーに対して、ノーアウト満塁の状況を作ります。
チームの想いと芳乃の期待が希に託されます。
希の打球は、ピッチャーのグローブを見事に弾きました。新越谷にランナーが帰ってきました。念願の初打点とのことで、やったね希ちゃん!
(ありがとう芳乃ちゃん……)
とキマシな感謝を綴ります。
それから、1回の攻撃の間に打者一巡して6点を獲得します。
相手ピッチャーは立ち上がってきたようですが、この点差を守り切れるか。
しかし今回の試合では、詠深の魔球は封印。代わりに、覚えたてのツーシームとカットボールを使います。
魔球に絶対の自信を持つ詠深ですが、大人な彼女はこれを了承。何と言ってももうすぐ16歳の誕生日があるから……。
芳乃の采配により、今回の守備の戦法は打たせて取ること。
的確な守備配置、ミスがあってもお互いにカバーし合い、確実にアウトを取っていきます。詠深には冷や冷やものですが、1失点に抑えることができました。芳乃の采配と鬼コーチの特訓の賜物ですね。
Bパート
最初こそ打てたものの、相手ピッチャーの調子が上がって、追加点が困難になります。
しかし新越谷も、詠深の高い制球力と守備の連携によって、魔球無しでも6回まで3失点に抑えています。
珠姫、キャッチャー兼クリーンナップの意地から、ヒットを狙いに行きます。相手の投球の傾向を見抜き、シンカーに思い切りヒットさせて二塁へ進みます。
伊達に県代表の正捕手をやっていたわけではありません。さすたま!
それから希のヒットもあって、1点をゲットするのでした。
勝ちムードが高まってきたところで、珠姫から詠深へ、
「ちょっと早いけど、誕生日おめでとう!」
の言葉。幼馴染の誕生日をずっと覚えていたんですね尊い(昔連呼されていたせいで覚えたそうですが笑)。
プレゼントとして今日は勝ちたいという詠深に、珠姫はある約束をします。
その約束とは、「あの球」。
試合を決める最後の一球を、珠姫のリードにより、詠深は魔球で締めます。
新越谷は、初勝利を迎えるのでした!
打ち上げ打ち合わせに行く先生はさておき、チームのみんなでカラオケに行って、初勝利&詠深の誕生日を盛大にお祝いします。
涙もろい詠深可愛い。
みんなではしゃぎます。
全国に行ける、いやまだ厳しい、と話し合いながら、改めて気合いを入れます。
そんな中でもまだ嬉し涙を流している詠深可愛い。
二次会はバッセン! 新越らしさが出来上がってきました。バッセンのわからないお嬢様も含めて笑
というところで、今回はここまで。
次回、第7話「雨上がりの夜空に」。
まとめ
ついに新越谷の初勝利! おめでとうございます! そして詠深は16歳に! こちらもおめでとうございます!
連敗街道を抜けて勝利し、次の視野は夏の大会へと向けられます。
まだ見ぬ強豪たちに対して新越谷がどこまでやれるのか、気になるところです。希みたいにぜひ芳乃の意見を仰ぎたいです。
博多弁ではしゃぐ希可愛い。
仕上がってきたチーム
詠深の魔球無しでもここまでやれるのか! と感心させられました。
攻めでは希の4番らしい活躍、守りでは芳乃の采配とみんなの連携が上手く働いていましたね。
連敗を経て、新越谷の戦い方の軸が定まったようでした。そして見事、芳乃の想定通りの初勝利を飾ることができました。
あとは白菊の実戦ホームランが待ち遠しいですね。
勝利のあとのカラオケも盛り上がって何よりでした。
てっきりタピオカ飲みに行くのかと思っていた違うんですね笑
今回のお気に入りシーン
遠隔ハイタッチです。今の時期とは関係ありません。
離れていても心は繋がっているのです。よしのぞ、キテますね。
おわりに
以上となります。
長くなりましたが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。
ありがとうございました。