きららタイムアニメブログ

きららっぽいアニメはあるが、○○っぽいきららはない。

「まんがタイムきらら展 in 大阪」参加レポート きららが15年間送り続けた“輝かしいもの”に溢れる展覧会。あと、次回以降に向けたアドバイスも。

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オハヨウゴジャイマース! みなさん、きららってますか?

な……何を言ってるのかわからねーと思うが……

その意味がわかるのが、まんがタイムきらら展!

 

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www.kiraraten.jp

4コマ漫画誌『まんがタイムきらら』が2018年に独立創刊15周年を迎えたことを記念して始まった展覧会です。

前回(去年)は東京、今回(今年)は大阪での開催です。

 

というわけで、2019年10月20日、私は「まんがタイムきらら展 in 大阪」に行ってきました!

そのレポート記事をお書きしたいと思います。

 

 

地下鉄を抜けると天保山であった。

大阪メトロ「大阪港」駅。

関西随一の水族館である海遊館や日本一低い山の天保山の最寄り駅として名高い、大阪港。しかしここ11日ばかりは、きらら展の開催会場、大阪文化館・天保山の最寄り駅なのです。

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私が到着したのは9時半ごろ(開館30分前)ですが、結構人が並んでいました。また、詳しくは不明ですが、多少のアーリー開催もあるようです。とは言え、

アドバイス1 深夜・早朝の待機は絶対にダメ!!

アドバイス2 大きな荷物は駅かマーケットプレイスのロッカーに預けよ!

 

続け行列。私は当日券を買った。

きらら同志の連なる行列が進むと、見えてくるのは入り口すぐの巨大パネル。

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壮観です!

また少し進むと、チケット購入カウンターがあります。前売り券をお持ちの方はスルーで構いません。私は当日券を買いました。

……いや、仕方ないのです。仕事で立て込んでたし、ぎりぎりまで予定空くかわからなかったし……。

アドバイス3 開催前に前売り券を買っておこう! 安い&オリジナル絵柄&特典付き、で死角なし!

アドバイス4 前売り券をお持ちの人は、すぐ取り出せるように用意を!

 

エスカレーターを上り、さらに続く行列(やっぱり人気です)。ようやく見える、会場入り口。ここでチケットもぎりのスタッフさんから、「一部を除き撮影厳禁です」とアナウンスを受けます。

アドバイス5 会場内は撮影厳禁! ごく一部のゾーンのみ許可。

 

入り口前では、音声ガイドの機器貸し出しを行っています。なんとこれは、きららアニメに縁の深い東山奈央さん水瀬いのりさんによる展覧会の案内ボイス!

800円かかりますが、オススメです。第1の理由は、ここだけの作家先生たちの裏話などが聞けるから。第2の理由は、移動が詰まっているときの暇つぶしにもなるから。第3の理由は、耳が幸せになるから。

アドバイス6 音声ガイドはぜひ利用しよう!

 

展示1、プロローグ『きらら』ヒストリー

2003年11月の『まんがタイムきらら』独立創刊に始まり、MAX、キャラット、フォワード、ミラクと続き、現在に至る輝かしい歴史。その様を、年表と壁一面に並べられた数百の実物雑誌によって俯瞰することができます。

ご挨拶などの長文パネルがありますが、その文章は展覧会図録にも載っています。なので図録を購入すれば、正直ここで読まなくてもOK。

アドバイス7 ご挨拶の内容は展覧会図録でじっくり読める!

 

ただし、きらら展を回るうえでぜひ頭に入れてほしいキーワードが、ここでは語られています。それは、

アドバイス8 キーワードは、「希望」「夢」「勇気」「ときめき」。

「きらら」とは、それら「輝かしいもの」を意味するのだとか。

 

展示2、『きらら』で輝く作品たち

東京展からパワーアップして、大阪展では全86作品の書き下ろし漫画とイラストを一挙に展示しています! テーマは、「希望」「夢」「勇気」「ときめき」。はい、予習した範囲が早速出ましたね!

内80作品は図録にもフルカラーで載っているのですが、やはりここはじっくり回りましょう。美麗な作品を目の当たりにし、同志たちと想いを共有するのも一興。

 

興味深いのは、ここで展示されている作品の半数以上は、すでに連載を終了している作品でもあることです。

それらの書き下ろし漫画は、当時の雰囲気のままだったり、メタネタ満載だったり、後日談的エピソードだったり。まんがタイムにわかな私はともかく、古参の読者の方々は深い感慨に浸れるはず。

特に私が気になったのは、鳥取砂丘先生の「境界線上のリンボ」です。本編未読の分際で――この子はたくさんの辛いことを経験し、よりたくさんの優しさに触れ、かけがえのない今を生きているんだ――よかったね――などと、勝手に泣きそうになってしまいました。

アドバイス9 書き下ろし漫画とイラストは色んな趣向で面白い! じっくり見て回って!

 

展示3、作画動画コーナー

 「NEW GAME!」得能正太郎先生、「幸腹グラフィティ」川井マコト先生、「夢喰いメリー」牛木義隆先生による、展示イラストを描く過程の映像を見ることができます。

こうやって美少女たちが生まれるのか! と感心しきるばかりです。

先生方のお仕事に興味津々なのは皆さん同じなようで、ここでは特に大勢の人で混雑することになるため注意してください。

アドバイス10 作画動画コーナーは大勢の人で混雑するため注意!

 

展示4、オリジナルムービー

 きらら展のために制作されたここだけの映像です!

明るく爽快な絵と音楽の中、きらら作品のキャラクターたちの共演が見られます。アニメ化されていない作品のキャラもいるわけで、彼女たちが一緒にはしゃぐ姿は、最&高

 

展示5、『きらら』とアニメ

『きらら』を語る上で欠かせないのがアニメ。今や、きららアニメは日常系アニメの象徴そのものと言って過言ではありません。

ここでは、各アニメ作品のパネルや映像が展示されています。いくつか「この名シーンを引っ張って来るとは、わかっているな!」と喉を唸らせるものもあります。

アドバイス11 好きなきららアニメ、好きなシーンを見つけよう!

 

ちなみに、ここの音声ガイドでは東山さんと水瀬さんが「きららジャンプ」とご紹介されています! まさかの公式認定ワードだったようです笑 まあ、きらファンの演出にありますし、周知の事実というところでしょうか。

 

展示6、イラストボード、立ち絵パネル

きらら展で唯一の撮影可能ゾーン。

メインビジュアルを飾るキャラクターたちの個別の立ち絵パネルが並んでいます。

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かおす先生が意外に太ももむちむちで、やったぜ。

 

さらには、会場に来場された作家先生たちの直筆イラストとサインがボードに描かれています!!

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尊い……尊い……。みんな可愛いなあ、本当に。

噂によると、日ごとに増えているのだとか。

アドバイス12 後の日程に来るほどたくさんのイラストが見られる!

 

展示7、「きららファンタジア」の世界

『きらら』のキャラクターたちがファンタジーRPGの世界を舞台に集う、スマートフォン向けアプリゲーム「きららファンタジア」。きらファンでは、先生たちが新たにデザインした衣装をキャラたちが身にまとうのが魅力のひとつ。

ここの展示では、そんな貴重な資料やキャラクター設定画を見ることができます。また、等身大パネルやボイス再生で楽しめます。四方をきららキャラと背景美術に囲まれて、まるで一緒にエトワリアを訪れたような気分でした。

 

展示8、“きらら”な一品

東京展ではなかった、新たな展示コーナー。

先生方のお気に入りの一品が博物館風にずらりと展示されています。さっきまでとまるで別空間で、道を間違えたのかと思ってしまいました笑

 

きららな一品は、漫画を描くきっかけになったものや、普段作業している時のお供、作家・作品のルーツになったものなど、個性豊かな品々。

例えば、「ゆるキャン△」あfろ先生は、愛用車という大型バイクのスラクストン1200R(デカイ!)。「まちカドまぞく」伊藤いづも先生は、たくさんの付箋が貼られたプロット整理用ノート。「三者三葉」荒井チェリー先生は、手作り粘土ジオラマ(?)。溢れる個性が留まるところを知りません。

 

たまに闇を感じさせる先生(元気になる○○リ、エナジードリンク、地球外生命体の残骸、など)もいて、本当に面白い展示コーナーでした。

 

物販は儀式である。買わずにはいられない。

名残惜しくも展示会は終わり、物販に向かいます。

今さらですが、物販のみの利用はできず、必ず展示会場に入場する必要があります。また、同一のチケットによる再入場は不可です。

アドバイス13 物販のみの利用は不可。

アドバイス14 同一チケットの再入場は不可。

 

ここで絶対に購入をおすすめしたいのが、展覧会図録です。

表紙は、きらら展のメインビジュアル(ロゴ無し)。内容は、会場で展示されていた80作品の描き下ろしの漫画とイラスト(フルカラー!)、作家コメントを完全収録。さらには主催者と編集長のご挨拶文、作家先生方やデザイナーさんのインタビューまで載っています。これ一冊できらら展を8割は網羅しています。

ただし、大阪展で新規描き下ろしの6作品については収録されていないため、ご容赦を。

アドバイス15 図録の購入は必須級におすすめ(ただし東京と大阪では同じ内容)。

 

あとは、タペストリー(メインビジュアル、描き下ろし各作品、キャラ等身大)、クリアファイル、アクリルスタンドフィギュア、マグカップ、缶バッジ、かお寿司皿――などなど。

欲しいものばかりで目移りすることでしょう。事前にHPで確認しておくといいと思います。

アドバイス16 目当てのグッズと在庫の有無は事前にHPでチェック!

 

コラボカフェも楽しんだ。

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出口のすぐ近くにきらら展のコラボカフェがあります。志摩リンを始めとした、キャラクターたちがモチーフの魅力的なメニューの数々。

千円以上のお会計につき1枚のポストカードをランダムで貰うことができます。

 

私が注文したのは、

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はるかなスイーツです! ドリンクセットで千円ちょうどというコスパの良さ。お腹があまり空いていなかったことも理由です。……あと、最終話の感想記事アップが遅れた懺悔も。

とは言え、このメニューの魅力は写真でも一目瞭然のことと思います。エクレア姉妹を意識した2つのエクレア。きららなオレンジの星。沖縄の青い海と空のブルーハワイ。砂浜のきな粉。コラボカフェのお手本のような一品です。

もちろん、味も上々で美味しかった! はるかなレシーブまた観たくなってきました。でも秋にかき氷はさすがに寒い笑 沖縄ならこの時期でも食べごろなのかな、などと想いを馳せます。

 

そうして、私は家路についたのでした。

きらら展、最高に尊い世界でした。きららを胸に宿して、どうかご安全に帰宅しましょう。

アドバイス17 ロッカーに預けた荷物を忘れないように!

 

おわりに

 

以上となります。

長くなりましたが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。

ありがとうございました。