きららタイムアニメブログ

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【まちカドまぞく】第1話 感想・考察 新きららアニメは闇属性! 我が家は闇の一族と言われたときの心境を述べよ

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

ある朝、吉田優子がなにか気がかりな夢から目をさますと、自分が角と尻尾の生えた魔族になっているのを発見した。

魔法少女をぶちころがさなくちゃいけない宿命を課せられた優子。敵の千代田桃は強大。でも少し変わり者?

そんな第1話「優子の目覚め!! 家庭の事情で今日から魔族」。

 

 

ストーリー

アバン ~ Aパート

吉田優子は夢を見ました。妖艶なお姉さんが優子に告げます。

「汝は闇の血を引く者。この町にいる魔法少女を倒し、一族の復興を遂げるのです……」

優子、ガン無視。夢の中で眠りにつきます。

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

そして蹴られました。

 

吉田優子。十五歳。

普通の女子と自称しますが、朝目覚めた彼女には、角と尻尾が生えておりました。

なんぞこれ。

 

ここでOP。

優しい世界という感じで好きです!

 

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

尋常ならざる事態に優子は大騒ぎです。

しかし割烹着姿で妙に色気のある母・清子さんは、何か事情を知っているよう。

そして日曜朝(にちあさ)から母が神妙に話すには、優子と良子(妹)は「普通の人間の子ではない」とのこと。

 

要約すると、吉田家は封印されし闇の一族の末裔(闇松)。長年にわたる戦いにおいて闇の一族は光の一族に敗れ、あらゆるパワーと運を封印され、古代の姿も失ってしまった。

吉田家が家族4人で月4万の貧乏生活を強いられているのも全て光の一族のせい!

――

古代の姿家族4人、という気になるワードが出てきましたね。

家族4人と言いつつも、今回登場したのは優子、良子、母の3人。あとひとりは父親で しょうか。だとすればいずこ?

 

優子の身に起こった異常は、先祖返り。今の姿、闇の始祖の姿そのものだそうです。さあ優子、封印を解き、あらゆる悪のエナジーを手中に収めるのだ。封印を解けば、背は伸びるし金回りも良くなります(多少)。タワーパンケーキ! おまつりです!

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

――

優子はやる気になった。ノリが軽い!

始祖の話の背景に映る女性は、優子の夢に現れた女性とそっくりです。

封印を解く多少の恩恵や悪のエナジーがちょっと気にならないこともない。

 

よいやさーな優子に母が語るには、光の一族の巫女・魔法少女を倒しなさい、と。そして生き血を始祖の邪神像に捧げるのです。

――

きな臭くなってきましたね。さすがまぞく! さすまぞ!

魔法少女のイメージ図が3人組ですが、果たしてこれは……。

 

気になる邪神像は、ドアストッパーでした。いや、ドアストッパーが邪神像でした。

母は優子がまぞくとして歩み始める活動開始届を書きます。そしてあんこ区役所暗黒役所にFAXを送信しました。活動名は、シャドウミストレス優子。闇の女帝のはじまりはじまり。

 

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

おい邪神像そこ代われ! 意外と大きい優子さん、やったぜ!

というのはさておき、優子は夢で聞いた「この町にいる魔法少女」というワードをぼんやりと思い出しつつ辺りを彷徨います。ぼんやりした結果、ダンプカーに轢かれそうになります。

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

本作はなろうアニメではなく、きららアニメ。うっかり異世界転生する前に優子を助ける謎の桃色の輝きが!

いかにもな変身バンクの後に、まるで魔法少女みたいな女の子が、片手でダンプカーをせき止めていました。一同、ドン引き。

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

優子の願い虚しく、彼女は魔法少女でした。助けてくれたばかりでなく、ねぎとろデニッシュパンを施してくれました。

さすがの優子もこれには憤怒! 敵に施されるなんてこれ以上の屈辱はない!

しかし、空腹の音は止められません。居た堪れなくなった優子は「これで勝ったと思うなよー!」と昔の悪役のような捨てセリフを吐きながら逃走するのでした。戦いにもなってない、とかツッコんではいけない。

「でも助けてくれてありがとうございます!」

ちゃんとお礼の言える、良い子ですね。

 

Bパート

月曜日の朝(げつあさ)。

優子は、普通の高校生らしく登校します。友人の杏里ちゃんにツッコまれます。突然生えた角と尻尾はやはり本物です。夢だけど夢じゃなかった!

 

異様に適応力の高い同級生たちに優子は温かく迎え入れられます。杏里ちゃん曰く「この町には変な人が多いから」。……えっ、まさか角の生えた人や魔法少女くらいのアブノーマルがそこら中に??

しかして優子はそんな伏線っぽい発言に気付くことなく、自分が変人のカテゴリに入っていることで恥ずかしく感じます。可愛い。

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

優子はめげません。するとそこに友達から新情報。

なんと魔法少女が同じ高校に在籍しているらしい! いや、なんで居るのか。なんで知っているのか笑

 

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

1年A組にて、まさかのあの子は、優子を救った「片手ダンプの君」でした。名前は、千代田桃さん。6年前に世界を救ったらしい(杏里ちゃん情報)。町内規模のまぞくである優子とは大違い。

数々の最強伝説を聞いて、優子は体勢を整えるという体で逃げ出します。しかし、杏里ちゃんに回り込まれてしまった! しかも正体をチクられてしまった!

 

ついに始まる――光と闇の因縁のウォーズ。

優子、びびります。しかし「小さい子」扱いに再度、憤怒!

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

「まだ成長するかもらー!」

口の回ってない怒り。可愛い。杏里ちゃんに翻訳してもらってようやく伝わります。

血気盛んなまま、シャドウミストレス優子を名乗る自己紹介をします。けれど、序盤中盤で噛み噛み。どこまでも締まりません泣

 

シャミ子

吉田優子改め、シャミ子となりました。シャドウミストレスなんてなかった。

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

怒りの拳をお見舞いしますが……弱い! 千代田さんが強いのか、シャミ子が弱いのか(たぶん両方)。変身されないし避けられもしません。

死(魔族ちねり)を覚悟するシャミ子に、千代田さんはまさかのパンチ指導を始めます。敵に塩を送りがち、千代田さん。

しかしなおもシャミ子のパンチは通用せず、才能の無さを暗に仄めかされる始末。

踏んだり蹴ったりなシャミ子は、またも「これで勝ったと思うなよー!」で逃げ出すのでした。でも廊下だから走らないところに育ちの良さが表れています。

 

場面変わって。

豪華な外装と無機質な内装。それは千代田さんのお家でした。千代田さんは猫を撫でつつ、怪しい味のポテチをおかずにご飯を食べています。満足そうです。

 

多魔川でシャミ子は特訓していました。横腹を痛めました。

妹の良子ちゃんに見つかって、そのまま一緒に帰宅します。するとお家の前には、お買い物帰りのお母さんがいました。みんなでしみじみ晩御飯のお話をしながら、仲良くお家に戻るのでした。

 

ここのシャミ子と千代田さんの私生活は対比になっていると思います。

千代田さんはちゃんとご飯を食べているのかな。そういえば菓子パンを常備しているのだって手軽な食事ばかり摂っている証拠では。誰かと一緒に食べることはないのかな。……などと色々気になりますが、今回はここまで。

 

家庭の事情で一夜にしてまぞくになったシャミ子、これからがんばります。

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

 

そしてED。

 

次回予告

ここでもセリフを噛んでるシャミ子笑

なんかぐいぐい来る桃色魔法少女。

トレーニングしたり、武器を探したり?

次回、第2話「スポ根ですか!? 万物は流転する」。

 

まとめ

シャミ子がポンコツ不憫可愛い笑 楽しい初回放送でした!

怒涛の世界観に対する私の理解度は多分まだシャミ子レベル。魔法少女がクラスメイトにいることを当然のように認知している等の価値観にそこはかとない狂気を感じるのですが、果たしてそれが今後どちらに転ぶのか。変な人の多い町と言われていたので、これからもどんどん出てくるのでしょう! 楽しみです。

 

書き文字が多いのがやや気になりましたが、シャミ子の鳴き声(?)が共に流れるのが可愛らしくて好きです。

 

千代田桃さんのお姉ちゃん感も私にはツボでした。ダウナーな雰囲気だけど魔法少女変身バンクでは生き生きと笑顔を浮かべてるのもGood! 何度でも見てしまいます。

そういえば変身アイテムが小物入れになっていて、安全ピンやネジや500円玉が入っていましたが、普段どんな使い方しているのでしょう。

 

今後の展開に関わりそうな伏線らしきものがいくつもあります(特に4人目の家族)。

シャミ子可愛いとか桃さんに甘えたいとか言って思考停止してるわけにはいかなそうですね!

 

あとフレンドリーファイアの杏里ちゃんも良かったけど、考察を努々忘れることなかれ。

 

などと供述しつつ、

今回のお気に入りシーン

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

ムキになるシャミ子と、お話を聞いてあげる桃さん。

子供の目線に合わせるみたいな桃さんの膝曲げが良いですね! お姉ちゃんですやん!

 

おわりに

以上となります。

長くなりましたが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。

ありがとうございました。