きららタイムアニメブログ

きららっぽいアニメはあるが、○○っぽいきららはない。

【恋する小惑星】第1話 感想・考察 地学系女子の部活モノ! 奇跡の再会&メンバー集結&活動開始! 良いテンポの展開です

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「小惑星を見つける」という幼い頃の約束を胸に、高校に入学した木ノ幡みらは、天文部へ入部する……と思いきや、その部はすでに無くなっていた。あったのは、かつての天文部と地質研究会が合併した「地学部」。

躓きかけるも結果オーライ! そして地学部には、約束の相手である真中あおがいた。奇跡の再会と、正カップルの誕生です。

ちなみにタイトルは小惑星と書いてアステロイドと読みます。

そんな第1話「二人の約束」。

 

 

ストーリー

アバン ~ Aパート

主人公は、オレンジ髪のショートカットがまばゆい、木ノ幡みら

 

小学生の頃、みらは、夜のキャンプ場で男の子・あおに出会う。

二人の頭上には、満点の星空が輝いていた。

くじら座の変光星に、ミラという名前の星がある。けれど、アオという名前の星はどこにもない。

「アオの星、見つけよう!」

二人は、新しい小惑星を発見して名前をつける、という約束をする。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

――

 

時は流れて、高校生になった、みら。

幼い頃の約束を忘れていません。しかし、入りたかった天文部は無くなっていました。

そこに担任の遠藤先生の助け舟。先生によると、天文部は地質研究会と合併して「地学部」になったとのこと。

 

視点がギャラクティックな幼馴染のすずちゃんと一緒に、早速、地学部へ見学に行きます。部室にはすでに四人のメンバーが揃っていました。

部長の森野真理さん。元・天文部。優しい雰囲気。胸が大きい。

副部長の桜井美景さん。元・地質研。すごい地質推し。

二年生の猪瀬舞さん。元・地質研。副部長推し。

最後のひとりは、一年生の真中さん。新入生で、天文班希望。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

みらは、小惑星を見つけるという夢と、幼い頃にした約束を語ります。

みらの言葉に、何故か顔を真っ赤にする、真中さん。

彼女の本名は、真中あお。彼女こそ、キャンプ場で約束した相手。あのとき出会った男の子は、女の子だったのです! やったぜ!

 

 

お互い約束を忘れていなかった二人、奇跡の再会を果たしました。

しかし、LINEのあおは塩対応。昔のフランクな性格との違いに、みらは戸惑います。そこで、女の子同士に寛容なすずちゃんは、みらを応援します。

「深く考えずに動けちゃうのが、みらの良いとこなんだからさ」

 

昼休み。屋上で、三人で一緒にご飯を食べます。

何通もメッセージを送ったことを謝るみらに、むしろ「可愛い返事できなくてごめんなさい」と返すあお。いや、かわ、

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

(可愛いですよぅ~)

視聴者の声を代弁する、すずちゃんでした。さらには、みらの居ぬ間にあおの事情を聞き出します。

あお曰く、自分は落ち着いてなんていなくて、語彙力もなく、みらの前で失敗しそうで不安とのこと。そのきっかけは、小学生の頃の失敗。

――

夏の暑い日。

「今日なんかムラムラするー」

――

それ以来、キャラが変わってしまうくらい、話すのが苦手になってしまったそう。

みら×あお推しのすずちゃん、こちらの背中も押してあげます。同じ夢があるならきっとすぐに仲良くなれる、と。

 

その夜、あおは勇気を出して、みらに電話をかけます。電話越しに、一緒に星空を見て語らいます。

尊い夜を経て、翌日の朝になってもまだにやにやしている、あお。みらにばっちり目撃されて、クールよりもキュートと認定されるのでした。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

 

Bパート

【悲報】すずちゃん、家の手伝いが忙しくて部活に入らない

 

第1回地学部会議です。

活動実績がほとんどないため、部費の少ない地学部。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

猪瀬印のステップをしても、部員と予算は増えません。

 

合併したばかりの地学部では、天文班と地質班で活動が分かれてしまっています。

みらあおカップルがその問題を指摘すると、舞さんが会報の刊行を提案します。二班共同で、活動を紹介する冊子を作ります。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

星の魅力も、石の魅力も伝えたい。

あおの目に映ったのは、帰り道の星空と美景さんの鉱石。

会報のタイトルは、あおの発案で『KiRA KiRA』に決まりました。星も石もキラキラしています。キラキラネーム。

 

再び、電話しながら一緒に星を眺める、みらとあお。

「見つけたい」

「叶えたい」

「二人の、約束の――」

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

というところで、今回はここまで。

 

次回、第2話「河原の天の川」。

 

まとめ

今までになく繊細で美しい描写の光るきららアニメでした! 

みらとあおの心の触れ合いに主軸を置きつつも、綺麗な星空、すずちゃん始め可愛く個性豊かなキャラクター、再会から活動開始までを描く軽快なテンポで、飽きさせない作りになっていましたね。初回から面白かった!

 

天体観測

本作の題材のひとつ。

星好きのあおに影響されて、みらも星に詳しいようです。照れてるあお、可愛い。

(私は全然詳しくないので、「双眼鏡でも天体観測できるんだ~」とか思いながら見てました。)

小惑星を見つける夢、一介の高校生には非常に難しい、とのことです。これから二人がどんな風にアプローチをかけていくのか気になります。

そしてどんなキラキラを見つけていくんでしょうか。

 

本格的な天体観測の開始は次回からでしょうか?

星や機材にまつわる雑学などを織り交ぜながら進めてくれると、とても面白くなりそうな予感。めっちゃ期待です。

もちろん、セクシープラネタリウムでもいいですよ!

 

みらとあお、二人の約束

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

元気いっぱいでまっすぐな、みら。

無口な恥ずかしがり屋の、あお。

約束された勝利の尊さ。早く結婚した方がいい。

 

幼い頃に一度だけ会った相手との約束を二人とも覚えていた&追い続けていたって素敵ですよね。

再会は劇的ではありませんが、だからこそ、これが壮大な物語の序章なのだと感じさせます。

あおは約束の証にくじらストラップをつけていましたが、みらは何かつけないんでしょうか? もしもお揃いの何かをつけてくれれば、尊さマシマシです。

 

あおは自分の性格にコンプレックスを抱いている様子ですが、今回はどんな彼女でも受け入れるみらの優しさが光りました。キラキラです。

あおが活動内容の議論や誌名の提案ができたのは、やはり隣にみらがいてくれたからでは。誌名で同意求めるとこ可愛かった。

今度の天体観測では、リードするあおの姿も見てみたいところ。

 

地学部=天文部+地質研究会

マイカ・タイム雲母カラット笑

当面の活動目標も決まって軽快なスタート! とは言え、合併したばかりの地学部では、まだまだ天文と地質との間に壁があるみたいです。

 

そこを上手く取り持っていたのが舞さんではないかと思いました。

真面目ではっきりと物を言う美景さんをやんわりとフォローしたり、天文と地質を繋ぐ会報という活動を提案したり。

それに文化祭の思い出を語る姿からは、美景さんのことを本当に尊敬しているのだと伝わってきました。

なかなか侮れないロリ先輩です。

 

すずちゃんも言っていましたが、宇宙から見れば、空を眺めるのも地面を眺めるのも同じこと(ギャラクティック!)。さらには星も鉱石もキラキラ輝いています。

今後、お互いの理解を深め合い、部としての結束を固めていく成長物語的な展開も見てみたいです。

もちろん、セクシープラネタリウムでもいいですよ!!

 

今回のお気に入りシーン

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

あ、こんなところにもキラキラが……。

すずちゃんのその姿は、第三者的立場で悩みを聞き、推しカプのわだかまりを解消してあげる仲人の鑑

男を排し、女の子同士を全力で応援する彼女、一作品に一人は欲しい有能プレイヤーです。

 

おわりに

以上となります。

長くなりましたが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。

ありがとうございました。