きららタイムアニメブログ

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【恋する小惑星】第2話 感想・考察 天文と地質が交差するとき、物語は始まる――!! 待ってました温泉回

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星咲高校地学部、新入部員の歓迎会です!

BBQと石ころハンティング、そして夜は星空観測会です。

続いては会報KiraKiraの創刊と、お疲れ様会の日帰り温泉!

みらあおの尊みや地学トリビアもたくさんある楽しい回です。

そんな第2話「河原の天の川」。

 

ストーリー

アバン ~ Aパート

地学部、新入部員の歓迎会を兼ねて、河原でBBQ&石ころハンティング&星空観測会です。

パン屋の娘のすずちゃんも、出張販売ついでに参加してくれます。

 

イノ先輩桜先輩モンロー先輩、と皆さんの呼び名をみらが決めたところで。

BBQを終えて、石ころハンティングが始まります。ツンデレ気味だけど身体は正直な桜先輩に色々教わります。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

チャート、安山岩、泥岩、犬のフン(危ない)、ハチマキ石(お守りになる)……河原にも色んな石があるんですね。

石との出会いも一期一会。色も形も星の数ほどたくさんあるとイノ先輩は言います。

みらは河原に天の川を思い重ねます。サブタイ回収ですね。

 

陽も落ちてきた頃、次は星空観測会です。部所有のVixen望遠鏡が登場。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

最初に必要な手順が、導入。望遠鏡の視界に星を入れること。

あお、導入には自信がないようでしたが、視界の調整をする姿はかっこいい。

夜は深まり、段々と肉眼で見える星が現れます。

みんなの誕生星座を観察したり、こと座流星群を見つけたりして楽しみます。

 

みらとあお、二人で星空を見上げます。

現在発見されている小惑星は約五十万個。世界中で高性能の望遠鏡が観測しているため、大きいものはほとんど発見されている。

多くを知るからこそ不安の色を覗かせる、あお。みらはあえて元気な声を上げ、手を差し出します。

「あおに追いつけるように、いっぱいがんばるから! 一緒にがんばろう!」

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

(追いつけるようになんてとんでもない。いつも先に立って私を引っ張ってくれるのは……)

二人は手を重ねるのでした。そして幸せなキスをして

 

モンロー先輩の撮影した美少女写真、言い値で買わせてください。

 

Bパート

地学部部室にて会議です。議題は、会報の創刊号。

1人1コーナーを担当します。みらはテーマを決めるも、しっくりきません。

 

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

みらが相談した相手は、お姉ちゃん(みさ姉)。なんと生徒会長。実は1話冒頭から登場していました。

みさ姉、「みららしさを感じられない」と忌憚のない意見を発するも、逆に怒られてしまいます。ショックです。

 

実は絵を描くのが好きなみら。

あおに頼まれてギリシャ神話の挿絵を描きます。これが早くて上手くて可愛い。

このおかげでインスピレーションを受けたみらは、担当コーナーを自作の星座解説マンガにするのでした。

 

ついに出来上がり、職員室前の廊下に並ぶ会報KiraKira創刊号

手応えは、初日から完売御礼(無料です)の大好評でした!

生徒会長・みさ姉のダイレクトマーケティングのおかげですが、一件落着。

 

創刊を無事に終えた地学部は、お疲れ様会として日帰り温泉にやって来ます。

温泉回です! やったぜ!

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

風情のないモンロー先輩が良い。もっとなくしましょう。

 

温泉と言えば地質班の出番。

あおが「ぬるぬるする」と感じた温泉は、塩化物泉。塩分が溶けているお湯です。

最近は平地や市内でも温泉が増えていると言います。掘って湧いた水が25度以上であれば温泉の定義に入るそうです。

桜先輩が木目を指差して解説するは、化石海水。深い地層に閉じ込められた大昔の海水のことです。なんだかロマンチックですね。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

感謝の意を表明するみらと、真似するあおが可愛い。

 

お湯上り、地元のおばちゃんたちとお話します。どうやら顧問の遠藤先生(幸ちゃん)を知っているようでした。

曰く、先生は温泉の常連。真面目で優秀、それ故に荒れていたときもあったそう。そんな先生にとっての息抜きが部活と温泉だった。

全部喋るおばちゃんたちのおかげで、地学部は先生に優しくしてあげようと誓うのでした。

回数券をくれたお礼も兼ねて、先生に入浴剤を買って帰ります。

 

地学部の活動は始まったばかり。

この先にキラキラした世界が待ってるはず!

 

というところで、今回はここまで。

 

次回、第3話「思い出はたからもの」。

 

まとめ

待望の天体観測、創刊号の完成と大成功、サプライズ温泉回! と、今回もテンポの良いお話でした!

部員の結束はもちろん、遠藤先生の優しい人となりも描く見事な構成ですね。

それでいて太古の地球に思いを馳せるロマンチックな展開もあり、日常と学問の楽しさを併せ持つ新しい日常系の可能性を切り開いていたのではないでしょうか。

 

天文と地質の共通項

「河原の天の川」。素敵なサブタイだと思います。

星も石もキラキラしてる、とは前回のあおの言葉。

今回みらが発見したのは――石は星の数ほどたくさんある。だから石の集まるこの河原は、まるで天の川! ということ。

ギャラクティックな視点を身に着けつつあるみらでした笑

小惑星のことだけではなく、地質学のことに関しても二人ともが心から楽しんでいるところがとても良いですよね。あおは天の川にピンときてなかったですが笑

 

また、慣れについても共通項です。

星座を見つけられるのも、石の種類がわかるのも、好き故の慣れがあるから。

好きを持ってる者たちの集まる素敵な部だなと認識できる、楽しい歓迎会でした。

 

すずちゃん

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

家の手伝いが忙しくて入部はできないと言っていたすずちゃん。

実はスズヤベーカリーというパン屋の看板娘でした。買いに行きたい。

本名は鈴矢萌。モエモエと呼ばれるのが嫌で、みらに「すずちゃん」という呼び名をつけてもらったそう。どちらにせよ可愛い。

女の子同士の恋を応援するだけでなくて、本人も可愛い女の子大好きなんですね笑

イノ先輩やみさ姉が好み?のようです。

すずちゃんも可愛いですよ!

 

星空観測とみらとあお

前回期待していた、知識や経験から星空観測でみらをリードするあおの姿を見ることができました。

でも、みらからすればあおが先を行くように見えますが、あおの思う関係は

小惑星を見つけるという夢を持てたきっかけは、みら。会えなかった期間も、彼女があおにとっての心の支えであり原動力でした。

物知りだからこそ臆病になってしまうあおと、まだ知らないことは多いけど考えずに突っ走ることのできるみら。

これからお互いがお互いをリスペクトして、弱さを補い合い、手と手を取り合って歩む関係になるのではないでしょうか。いやあ、尊い。

 

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

あと、温泉で髪を結えないといった、意外に不器用なあおの姿もありました。

可愛い。

 

地学トリビア

今回は地学系でたくさんの雑学を聞くことができました。

  • 石の種類
  • 望遠鏡の使い方
  • 小惑星ヴェスタ
  • 塩化物泉
  • 化石海水

などなど。

次回も楽しみになります。

 

今回のお気に入りシーン

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

再会後の電話越しだったものから、今回は隣同士の星空観測へ。

遠い場所でも同じ星を見ている、って関係も非常に尊かったです。

しかし、やはり相手の温度を感じながらの観測では、さらに格別だと思います!

 

おわりに

以上となります。

長くなりましたが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。

ありがとうございました。