きららタイムアニメブログ

きららっぽいアニメはあるが、○○っぽいきららはない。

【恋する小惑星】第11話 感想・考察 きら星チャレンジ1日目! 小惑星を求めて新たな人との出会い

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さて、今週の恋する小惑星は?

  • 来ちゃった、あお。きらチャレ参加は許される?
  • 曲者揃いの新キャラと小惑星探索! 地学部はレジェンドOGと夏合宿!
  • 今できることって? 大事なことは人との出会い。

今週もまた見てくださいね。キラキラな日常が続きます。

 

そんな第11話「きら星チャレンジ!」。

 

ストーリー

アバン ~ Aパート

引っ越し騒動のときの後悔から、きら星チャレンジに勝手についてくるという大胆な行動に打って出たあお。若いねえ。

きらチャレの舞台は、石垣青少年館

あおは分厚いレポートをしたためて「見学だけでも」とお願いします。夢を追いかける姿勢が認められ、あおは主催の方に見学を許可されます。ひと安心。

 

一方、本州に残った地学部は、レジェンドOGの桜先輩とモンロー先輩の引率で夏合宿に出かけていました。ツンデレ桜先輩がドライバーです。いいなあ。

行き先は、去年と同じくJAXA

思い出をしみじみと振り返る中、ナナちゃんは、あおが選考に落ちたのに押しかけたことは無謀だと正論を放ちます。

すると、部長のイノ先輩、

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

「やっと巡ってきたチャンスなんです」

みらとあおが1年間がんばってきたことを知るからこそ、2人を応援したい。自分も、今できることを一生懸命やってみたくなれる。

 

きらチャレの方は、みらが普通に見えるくらいの個性派ぞろい。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

友利飛鳥(ともりん)はアイドル好きの女の子。MAXコーヒーを通じて、みらは早速仲良くなります。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

蒔田史穂(マッキー)は人間好きの女の子。あおのことを妖しい瞳で見つめます。

 

見学で案内されたのは、国立天文台VERA石垣島観測局。国内4か所のパラボラアンテナがあり、合わせて直径2300kmの電波望遠鏡になります。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

VERAの主な目的に、銀河系の立体的な地図を作ることがあります。イノ先輩にも教えてあげよう、とみらとあおは思うのでした。

 

夕方からは、光学班と電波班に分かれて新天体の探索を体験します。

みら、ともりん、マッキーは光学班。あおももちろん付いて行きます。

 

Bパート

光学班の観測場所は、石垣島天文台

山道を車で走ってグロッキーになりつつ、まずは講義の時間です。小惑星の基礎知識から、天文学者のノウハウ、ソフトを使った観測技術まで。たくさんの学びを得ます。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

時間や天気という新天体発見の困難にみらは焦ります。

けれど一回でも多くのチャンスを求めるともりんのかけ声に一致団結し、観測を開始します。

 

夏合宿中の地学部は、遠藤先生の祖父母のお家に再びお世話になっていました。

イノ先輩の元に、天候の影響で観測が上手くいっていないというみら・あおの知らせが届きます。

そこで閃いたのがナナちゃん。新歓のBBQのときのようにティッシュでてるてる坊主を作る作戦。

今できることを探して実行する、成長したナナちゃんでした。

 

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

遠藤先生と、マッキーの引率の早川先生、実は同じきらチャレに参加していたメンバーでした。写真の3人目は仁科さんという方で、今は海外で天文学者をやっているそうな。

昔の遠藤先生は真面目でどこか張り詰めていた様子でしたが、仁科さんにつられて柔らかくなっていったそうです。

――小惑星は見つけられなかったけど、それ以上に得るものがあった。人との出会いは大事

そう遠藤先生は語ります。

 

それから、光学班はそれぞれのきらチャレ参加の理由を話します。

みらとあおは、2人で小惑星を発見して名前をつけたいから。また、そのための知識や技術を学ぶため。

マッキーは、将来カウンセラーを目指していて、視野を広げたり、色んな人に会いたいと思ったから。

ともりんは、推しドルの天音ねおんに生で会えるチャンスがあるから。

目的は人それぞれでした。

 

残念ながら1日目の夜は天気が悪いままで、観測は上手くいきませんでした。

しかし、翌日の天気は晴れ!

今夜こそ、きっと。

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

みらとあおは決意を新たにします。

 

 

というところで、今回はここまで。

 

次回、第12話「つながる宇宙」。

 

まとめ

忘れられない夏になるであろう、きらチャレの1日目に相応しいエモい回でした!

天文学者の現場で技術を学べることはもちろんですが、新しい人たちとの出会いを経て、広い世界がより広がるような感覚がありました。

観測が上手くいかなくてお菓子を食べながらだべっていた時間も、振り返ればきっと素敵な思い出になることでしょう。

 

つくばのてるてる坊主のおかげか、長い夜の後の2日目は見事に晴れてくれました。みらたちの新天体観測は上手くいくのでしょうか。

最終回はどんなキラキラが見つかるのか楽しみ……え、最終回?

 

個性豊かなアプローチ

みらとあおが星を求めてきらチャレに参加した一方、ともりんとマッキーはに焦点を当てています。

マッキーはカウンセラーを目指すうえで新しい価値観を得るため。ともりんは推しドルに会うため。みらとあおとは全く異なる夢へのアプローチですね。

奇しくも天地人が全て揃いました(ちょっと違う)。

 

遠藤先生も仰っていたように、人の出会いは大事。

色んなタイプの人と出会って、みらたちが成長していけるといいですね。

きらチャレ主催側もそれを狙って、あえて天文系以外も採用しているとか?

 

昔の遠藤先生はあおっぽい?

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

昔は真面目で張り詰めていたという遠藤先生。今とは似つかない笑 写真を見ると、少しあお寄りな見た目かも?

そして当時のきらチャレメンバーであるという仁科さんは、元気で朗らかな雰囲気がみらっぽくありました。

第4話の寝姿のように、現代の遠藤先生はみらっぽい部分がありますから、人との出会いを通して先生なりの感化があったのかもしれませんね。

 

夫婦感

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

みらあおに負けず劣らずのベストカップルな桜先輩とモンロー先輩。

車を運転して地学部を引率する姿などは夫婦のそれでした。

素直じゃない妻と、包容力のある嫁。

早く結婚して。

 

ガチ地学

  • 国内4か所のパラボラアンテナで合わせて直径2300kmの電波望遠鏡になる。VERA石垣島観測局は、そのうちの1つ。
  • VERAでは、強い電波を出すメーザー天体を観測して、銀河系の立体地図を作ることを主な目的としている。年周視差を利用した宇宙三角測量で天体の正確な位置や動きがわかる。
  • むりかぶし望遠鏡は九州沖縄地方では最大の反射望遠鏡。
  • 小惑星がある場所は――小惑星帯(アステロイドベルト)!
  • 夜空のどこを観測すればよいか――衝の位置!

……etc.

 

ここに来てガチの天文アニメになりました。

青少年館や天文台の聖地もたくさん登場。

 

今回のお気に入りシーン

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©Quro・芳文社/星咲高校地学部

観測に遅れないように、と急いでハンバーガーを食べるあお。

いっぱい食べるあおが好き。

でも口がちっちゃいので全然食べれてないです。可愛い。

  

おわりに

以上となります。

長くなりましたが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。

ありがとうございました。