きららタイムアニメブログ

きららっぽいアニメはあるが、○○っぽいきららはない。

【まちカドまぞく】第2話 感想・考察 コーラとうどんとスポドリが紡ぐ絆! 君はダンベル何キロ持てる?

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

突如としてまぞくに覚醒し、魔法少女を倒すさだめを課せられた吉田優子、通称・シャミ子。友情と努力を積み重ね、勝利に向かって手を伸ばします。するとまさかの尊いやりとりが……!?

そんな第2話「スポ根ですか!? 万物は流転する」。

 

 

ストーリー

アバン ~ Aパート

シャミ子が魔法少女・千代田桃さんに大敗北を喫してからはや1日。

 

シャミ子は先日の戦いを振り返ります。「レベル1のまぞくが準備も修行も無しにレベル99の魔法少女に挑んでも無謀だった。だから特訓、もしくは弱い魔法少女を探そう」と知見を得ます。立派にPDCAサイクルを回していますね。まぞくの鑑です。

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

その後ろにちらつく美麗な桃色の輝き

桃さんはわざわざシャミ子の様子を見に来たとのこと。なんでも「急に闇に目覚めた子は、まれに闇に飲まれてすごいことになったりするから」だとか。え……、

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

それはさておきロリ桃さんが可愛い!

話を戻すと、これでも桃さんは魔法少女の中で弱い方に入るらしい。6年前に世界を救ったという逸話も同僚が強かったが故と語られます。当たり前のように言いますが、シャミ子にとってはメタルクウラが大量生産されていたくらいの絶望感。

「桃でいいよ」(1)

気軽に名前を呼んでほしいというありがたいご提案! しかしシャミ子、これをスルー。むしろシャミ子呼びされてキレます。

「おのれ桃色魔法少女!」

「桃でいいよ」(2)

「怖気づいたか桃色魔法少女!」

「桃でいいよ」(3)

静かながらもぐいぐい提案してくださる桃さん。

なんだかんだあって、シャミ子は決闘を桃さんに申し入れるのでした。血液をサラサラにして待っているがいいですよ!

 

ダンベル何キロ持てる? シャミ子は500グラム!

図らずも同クールの別アニメとシンクロしたシャミ子、特訓のために学校のトレーニングルームを訪れます。……と思ったら桃さんが先に居て、シャミ子、逃げ出します。

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

500グラムならトレーニングルームを使うまでもない! シャミ子は決意新たに特訓を始めます。

 

ついに来たる決闘の日。

桃さんはこんがり焼けた小麦色になっていました。正確な日時がわからず、週末ずっと河川敷で待っていたようです。律儀で優しい。

今後このようなことにならないように、と二人は連絡先を交換し合います。シャミりんで登録。お茶目で可愛い!

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

次こそ対決……ではなくて準備運動とランニングが始まりました。桃さん、もしかして戦いをあえて先延ばしにしようとしている?

 

夕陽の河川敷を敵と走ることに疑問を抱くシャミ子ですが、ランナーズハイに目覚めたり、女の子走りが可愛らしかったり、胸が大きかったり。

結局、勝負はおあずけとなりましたが、4キロも走ったことに達成感を覚えます。ん、4キロ?

「待って、桃」

ついに名前呼びになりました! やったぜ!

スポーツドリンクと電車代の施しを借り受けて、シャミ子は泣く泣く帰途につくのでした。

 

Bパート

娘・シャミ子のアホ行動健闘を見て、母がサポートに乗り出してくれます。なんとお小遣いを月500円に値上げしてくれました! 少ないとか言ってはいけない。

お小遣いは軍資金。駄菓子を食べた後のゴミで戦おう(ガイアが夜明ける)などと考えますが、そういえば昨日桃さんに500円を借りていたのでした。

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

目汁まみれになるシャミ子。見かねた桃さんとの厳正なる交渉により、

  • 月々50円の十回払いによる返済
  • 完済までの勝負おあずけ(こげつきまぞくにならないように)

が決定します。丸め込まれました。

 

残り450円を使って調達できる武器を、友達と一緒に考えるシャミ子。桃さんも同席しているけどそれでいいのか!?

笛ガム、割りばし鉄砲、釣り竿、フォーク、バット(引いてる)……色々と検討しますが、お値段の高さや反対意見に押されて、何も手に入りませんでした。

 

彷徨えるシャミ子は、やがてフードコートのセルフうどんに辿り着きます。桃さんと杏里ちゃんという二人の小悪魔に、リアルまぞくは誘惑されます。私は絶対にうどんなんかに屈しない!

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

即堕ち2コマ。栄養補給は大事なんです。

うどんとちくわ天で残金は120円になってしまいました。でもおかずの交換なんかもしてみんなでわいわいご飯を食べていたのでやったぜ!という感じ。シャミ子自身も美味しいご飯に満足した様子。

 

そこに120円ジュースの自販機が現れた!

すると、杏里ちゃんが口を開きます。それはいじわるではなくて、シャミ子に対する想いのお話。

「美味しそうに食べてるのを見て私も楽しかった」「でも無理させちゃってごめんね」。――杏里ちゃんは部活で忙しいにも関わらず、帰宅部で早退の多いシャミ子によく声をかけていたそうです。角が生える前からも気を遣ってくれていたようです。

いつもふざけているようだけど本当は真面目に付き合ってくれていた(かも)杏里ちゃんに対して、シャミ子は想いに応えようとコーラを購入しました。からの……一気飲み! 私も楽しかった、いつでも杏里ちゃんと遊べます、というシャミ子なりのアピールです。

これにて今月の残金ゼロ円。ジュース飲んでんじゃねーよまぞく!

 

友の想いを知り、周りに気を配れるまぞくになろうとシャミ子は抱負を持ちます。今日のお金は、未来の自分への投資なわけですね。いやーよかったよかった。

……フリーの水飲み場を発見するまではそんな風に思っていました。

「これで勝ったと思うなよー!」

目汁ながらに走り出すのでした。

 

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

そんな様子を、謎空間にてブラウン管を通して眺める妖艶な女性がいました。ご先祖様であり闇の一族の始祖です。ついに動くのか!?

 

次回予告

シャミ子のポンコツぶりに翻弄されるご先祖様。

次回は大切なことを教えてくださるようです。

「何か出すまで帰さない」

やったぜ! でも何かってなんでしょう。

 

次回、第3話「悪夢か吉夢か!? 闇のドアストッパーさん降臨」。

 

まとめ

がんばるシャミ子が可愛いのもさることながら、彼女を見守る桃さんや杏里ちゃんや小倉さんの優しさに胸を打たれました!

シャミ子の素直なところや子供っぽいところ、弱っちいところが皆放っておけないんじゃないかなと思います。視聴者的にもそうですよね笑

ところで母が「あなたは生まれつき身体も弱いしアホだし」と仰っておられましたが、それも吉田家の呪いの一部なのでしょうか? 

 

桃さんの振る舞いは少し複雑です。シャミ子との勝負をなるべく先延ばしにするようにあれこれと彼女を丸め込みます。そのわりにはパンチやランニングを指導したり武器の調達に付いて来たりと、一緒に行動しようとする傾向にあります。

荒事は避けたい、でも一緒に遊びたい、という心の表れのように私には思えます。前回は教室で孤独に過ごしている様子が見られました。だから、魔法少女らしい最低限の義務(まぞくの監視)はやっておいて、本命はシャミ子といちゃいちゃしたい、みたいな。クーデレってやつですか!

あとは、魔法少女はやりたくないと言ったこと、武器……で憂慮そうな表情を浮かべていたことが気になりますね。世界を救った戦いとやらで、戦闘に関してトラウマを何か抱えているのかもしれません。

桃さんが変身したのはシャミ子を助けたときで、それが数年ぶりのことだと言っていました。とても良い子なんだとわかります。次に変身することがあれば、同様にシャミ子を守るためが理由になるのでは?

 

杏里ちゃんともう一人の友人、小倉さんも気になります。あのほむほむっぽい子です。

画面の隅で包丁を構えて笑みを浮かべていたり、角と尻尾に興味津々だったりと、危なげな行動が見られます。公式HPによるとシャミ子で実験を企てているとかなんとか……楽しみですね!?

 

今回のお気に入りシーン

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©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

尻尾の扱いにも慣れたもの。

私もつつかれたい。もしくはつつきたい。

 

おわりに

以上となります。

長くなりましたが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。

ありがとうございました。